ワイモバイルが5G対応の新プランを発表!

12月22日、ソフトバンクは自社のサブブランド「ワイモバイル」で5G対応の新料金プランを発表しました。月間データ容量は3GB、10GB、20GBが用意されており、2021年2月から提供開始の予定となっています。

2020年は国内で5Gサービスがスタートし、12月の初頭にはドコモが5G対応の格安新料金プランを打ち出しました。この流れを受けて、他のキャリアにも5G対応の値下げされた新プランが求められていました。

ワイモバイルの新プランはデータ容量にも幅があり、最小1,980円ということで注目を集めています。今回はワイモバイルの新たな新プランについて見ていきましょう。

ワイモバイルが5G通信に対応

ソフトバンク株式会社と株式会社ウィルコム沖縄は、ワイモバイルでの5Gサービスの提供を発表しました。5Gサービスの提供開始に伴い、月額料金が変わらないシンプルなスマホ向けの新料金プランも発表しています。

・「シンプルS」 … 高速データ通信容量3GB/月額1,980円

・「シンプルM」 … 高速データ通信容量10GB/月額2,980円

・「シンプルL」 … 高速データ通信容量20GB/月額3,780円

 

いずれも4G/5Gの通信に対応しており、開始時期は2021年2月が予定されています。「おうち割 光セット(A)」や「家族割引サービス(2回線目以降)」を適用すると、さらに月額料金が安くなるでしょう。

 

なおデータ容量を超過した際の通信速度は、シンプルSが最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbpsとなります。通話料は30秒につき20円が発生しますが、上記プラン提供開始後に新たな通話オプションが新設される予定となっています。

 

新たな通話オプション「だれとでも定額」は、月額700円が予定されています。

こちらのオプションに加入すれば、10分以内の国内通話が無料となるでしょう。さらに「スーパーだれとでも定額(S)」に加入した場合には、10分を超える国内通話も無料となります。こちらの月額料金は1,700円が予定されています。

 

データ容量3GBの「シンプルS」

「シンプルS」は、月間データ容量3GBまで利用できるお手軽な新料金プランです。SNSやLINEをメインに使う人や、スマホの大容量プランやインターネット回線を別契約している人におすすめのプランです。

月額利用料金 1,980円
「おうち割 光セット(A)」または

「家族割引サービス(2回線目以降)」適用時

-500円
高速データ通信容量 3GB
高速データ通信容量超過時の通信速度 最大300Kbps
対応通信方式  4G/5G
通話料 20円/30秒
合計 1,480円

データ容量10GBの「シンプルM」

「シンプルM」は、月間データ容量10GBまで利用可能なプランとなっています。スマホを外出先でも頻繁利用するという方におすすめのプランです。

月額利用料金 2,980円
「おうち割 光セット(A)」または

「家族割引サービス(2回線目以降)」適用時

-500円
高速データ通信容量 10GB
高速データ通信容量超過時の通信速度 最大1Mbps
対応通信方式  4G/5G
通話料 20円/30秒
合計 2,480円

 

データ容量20GBの「シンプルL」

「シンプルL」は、月間データ容量20GBまで利用できる新料金プランです。自宅でも外出先でもスマホをよく使用し、とくに動画配信やビデオチャットを利用する人におすすめのプランです。

月額利用料金 3,780円
「おうち割 光セット(A)」または

「家族割引サービス(2回線目以降)」適用時

-500円
高速データ通信容量 20GB
高速データ通信容量超過時の通信速度 最大1Mbps
対応通信方式  4G/5G
通話料 20円/30秒
合計 3,280円

 

家族割やセット割も適用できる

ワイモバイルの新料金プランは、「家族割引サービス」や「おうち割 光セット(A)」が適用されます。

 

「家族割引サービス」は、2回線目以降の基本使用料が毎月500円割引されるサービスです。「おうち割 光セット(A)」は、別途で固定通信サービス料が必要となります。ソフトバンク光の場合は、指定有料オプション(月額500円~)への加入が必要となります。なお「家族割引サービス」と「おうち割 光セット(A)」は併用できないので、気を付けてください。

 

また「シンプルS/M/L」は、ワイモバイルが実施中のキャンペーン「ワイモバ学割」の対象プランです。ワイモバ学割は5歳~18歳のユーザーを対象に、契約当月を1ヶ月目として、13か月まで基本使用料が毎月割引されるキャンペーンです。ワイモバ学割の受付期間は2021年5月31日までとなっているので、ご利用を検討の方は期間内に受付を完了させましょう。

 

その他の各種キャンペーンにおける適用有無は、決まり次第ホームページで発表される予定となっています。

 

新料金プランの注意点

ただ、「シンプルS/M/L」を契約する前に、以下のような注意点にする必要があります。それぞれ解説していきましょう。。

 

新規割は対象外

ワイモバイルでは2019年10月1日より、加入翌月から6ヶ月間基本使用料が700円割引されるキャンペーンを実施しています。新規・MNP・契約変更で申し込んだユーザーが対象となっておりますが、新料金プラン「シンプルS/M/L」は適用されません。新規割の利用を検討していた人は注意してください。

 

既存プランの新規受付が終了になる

新プラン「シンプルS/M/L」の提供開始に合わせて、現在提供中のプランの新規受付が終了します。以下のプランが受付終了となりますが、すでに加入中の人は継続して利用が可能です。

・「スマホベーシックプラン S」

・「スマホベーシックプラン M」

・「スマホベーシックプラン R」

 

また「スマホベーシックプランR」の内容は2021年3月に改定され、データ容量を20GBに、月額基本使用料が4,480円となる予定です。上記プランは2021年2月以降、追加料金なしで順次5Gに対応していく予定となっています。

 

5Gが利用できるエリアは当面限定される

現在、ワイモバイルの5G対応エリアは限定されています。5G通信の利用をご希望される人は、事前に公式ウェブサイトにて対応エリアをご確認してください。

 

サービスエリアマップ

https://www.softbank.jp/mobile/network/area/map/?adid=nwcp_200206_otpp_m_r_n_o_1_004

 

5G通信を利用する場合には、5G対応の機種が必要となります。ワイモバイルで利用できる5G対応機種については、こちらも決まり次第、順次告知される形となっています。

 

まとめ

今回はソフトバンクが発表した、サブブランド「ワイモバイル」の新料金プランをご紹介しました。

 

総務省がスマホ料金の引き下げを求める中、ドコモに続きソフトバンクも新料金プランを発表しました。今回紹介したワイモバイルの「シンプルS/M/L」は、小~中容量向けの料金プランと言えるでしょう。

 

家族割や光セット割などが適用できる点も、利用中のユーザーにとっては嬉しい要素の一つです。「ワイモバ学割」の対象でもあり、その他のキャンペーンについては適宜発表される予定となっています。ただし「新規割」は適用対象外となるので、注意してください。

 

新料金プランの提供開始は2021年2月が予定されています。5G通信対応で安価な契約会社をお探しの方は、この機会にワイモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。