ソフトバンクが月額2980円からで利用できる新ブランドを発表!その内容は?

2020年12月22日、ソフトバンクは新たな料金プランを発表しました。その中でも新ブランド「SoftBank on LINE」は、月間データ容量20GBを2,980円で利用できるということで注目を集めています。この新プランは、先立って発表されたドコモ新プランの対抗策として期待されています。

これまで格安SIMだったLINEモバイルは、今後ソフトバンクの新ブランドとして完全子会社化される方針が打ち出されています。MNVO(仮想移動体通信事業者)からオンライン専用のMNO(移動体通信事業者)になるので、通信品質などが向上することが期待されます。今回は新ブランド「SoftBank on LINE」について、特徴や料金プランを見ていきましょう。 

 

ソフトバンクがLINEモバイルの完全子会社化と吸収合併を検討発表

「SoftBank on LINE」は、格安SIMサービス「LINEモバイル」をもとに作られるソフトバンクの新ブランドです。

 

LINEモバイルは、2016年2月にLINEの完全子会社として設立されました。同年9月5日にはMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスの「LINEモバイル」を提供開始しています。

 

2018年にはソフトバンクとの資本・業務提携に合意して、ソフトバンクの連結子会社となりました。さらに2021年3月には、ソフトバンクグループの子会社であるZホールディングスと、LINE株式売社の経営統合が予定されています。この経営統合を機会に、ソフトバンクはLINEモバイルの100%子会社化・吸収合併に向けて検討を進めていると発表しました。

 

「SoftBank on LINE」は、2021年3月より提供開始が予定されているソフトバンクの新ブランドです。オンライン専用の新ブランドで、実店舗による手続きやサポートは予定されていません。LINEモバイルとは異なり、MVNOサービスではなくMNO(移動体通信事業者)として提供されます。

 

ソフトバンク回線がそのまま使えるので、カバーエリアが広く、通信速度も快適に利用できるでしょう。通信品質に関しては、ソフトバンクやワイモバイルと同等の品質が保証されています。

 

なお「SoftBank on LINE」のサービス開始に伴い、LINEモバイルの新規受付は終了するので、注意してください。既存のユーザーに関しては、引き続きLINEモバイルに残る選択肢も用意されています。

 

ソフトバンクの新ブランド「SoftBank on LINE」とは?

月額料金 2,980円
月間データ容量 20GB+「LINEギガノーカウント」

※LINEトーク/LINE通話はデータ消費に含まれない。

データ容量超過時の通信速度 最大1Mbps

※1GB:500円で追加が可能

通話料金 国内通話:5分以内なら無料

5分超過時:20円/30秒

サービス開始 2021年3月予定

※5分以上の国内通話が無料になるオプションを、月額1,000円で提供予定。

 

「SoftBank on LINE」は、オンライン専用の新ブランドとして用意されています。オンライン専用とすることで、月額2,980円という低価格が実現されました。実店舗がない代わりに、LINEアプリを活用したオンラインサポート体制が予定されています。

 

ソフトバンクの4G・5G回線を共通して利用でき、ネットワーク品質もソフトバンクと変わりません。月間データ容量は20GBが予定されており、LINEのデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEギガノーカウント」も含まれています。月間データ容量が20GBを超過した時の通信速度は1Mbpsとなります。

 

また5分以内の国内通話が無料になるオプションもついています。ソフトバンクで5分以内の国内通話が無料になる「準定額オプション+」は800円/月なので、かなりお得と言えるでしょう。

 

LINEモバイルとはどう違う?

LINEモバイルとのもっとも大きな違いは、MVNOではなくMNOという点です。ソフトバンクのネットワークがそのまま使えるので、お昼時など混雑する時間帯に使いにくいといった状況に陥りにくくなるでしょう。

 

またLINEモバイルでは5Gは提供されていませんが、「SoftBank on LINE」なら4G・5Gに対応しています。料金やデータ容量に関しては、以下のような違いがあります。どちらもLINEが使い放題という点は変わりません。

  LINEモバイル

(音声通話SIM)

SoftBank on LINE
月額料金 500MB:1,100円

3GB:1,480円

6GB:2,200円

12GB:3,200円

2,980円
月間データ容量 500MB~12GB 20GB

 

「SoftBank on LINE」は4G・5G対応のシンプルな料金プラン

「SoftBank on LINE」の料金体系は、シンプルで分かりやすい内容が採用されています。月額2,980円で月間データ量は20GBとなっており、「○ヶ月目まで〇円」というような期間限定の割引は設定されていません。基本料金は常に2,980円となっています。

 

月間容量が20GBを超えた時には、最大1Mbpsで使い続けることが可能。容量を追加する時も1GBあたり500円と、比較的安価な値段が設定されています。

 

通話料金についても分かりやすく、国内通話は5分以内であれば無料です。5分を超過した時には20円/30秒となりますが、月額1,000円で国内通話かけ放題となるプランも用意されています。

 

LINEモバイルと同様、データ容量を消費せずLINEが使い放題となる「LINEがギガノーカウント」も適用されるでしょう。LINE通話/LINEトークが対象予定となっていますが、条件によっては使い放題の対象外となる可能性もあるので、留意しておいてください。

 

「SoftBank on LINE」の注意点

「SoftBank on LINE」には、現時点で以下のような注意点があります。

 

サービスや契約に関する手続きはオンラインのみ

「SoftBank on LINE」はオンライン専用の新ブランドです。店舗で申込を行いたい人や、相談時に対面でのサポート窓口がほしい人には、あまり向いていない新プランかもしれません。LINEから簡単に手続きができるので、日頃からLINEを使用しているユーザーにとっては便利なプランと言えるでしょう。

 

5分以上の通話に料金が発生する

5分以内の国内通話は無料ですが、5分を超えると20円/30秒の通話料金が発生します。自動的に追加料金が発生するので注意しましょう。5分以内の通話をよく利用する人は、無料で国内通話ができる月額1,000円のオプション加入がオススメです。

 

MNP転出手続きが必要

「SoftBank on LINE」を契約する場合、ソフトバンクやワイモバイルを利用している場合でも、MNP手続きが必要になります。3ブランドの間の契約解除料、番号移行手数料、契約事務手数料などをすべて0円なので、料金面ではコストがかかりません。しかしMNP予約番号の取得など、やや手間がかかってしまうことは注意しておきましょう。

 

まとめ

今回はソフトバンクの新ブランド「SoftBank on LINE」をご紹介しました。

 

2021年春よりLINEモバイルは完全子会社化され、ソフトバンクの新ブランド「SoftBank on LINE」として生まれ変わります。月データ容量20GBで月額2,980円という、シンプルかつ安価な料金設定により、注目を集めました。

 

LINEモバイルは4Gのみですが、「SoftBank on LINE」は4G・5G対応なのも特徴の一つです。LINE通話やLINEトークが使い放題なのも、LINEをよく利用するユーザーにとって、魅力的な要素と言えるでしょう。

 

ただし契約手続きやサポートはオンラインのみなので注意してください。また当面はソフトバンク・ワイモバイルからの乗り換えに際して、MNP手続きが必要となります。

 

注意点を差し引きしても、「SoftBank on LINE」は魅力的な新ブランドであると言えます。サービス開始は2021年3月予定となっています。この機会に契約を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

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