【2020年】渋谷ハロウィンはバーチャルで!5Gを生かした仕組みを解説!参加方法やアーティストの発表も

「2020年はイベントが何もない」と感じている方も多いでしょう。しかし渋谷のハロウィンは開催されるこをご存知でしょうか。
渋谷のハロウィンと言えば毎年大勢の人が、仮装を楽しむスポットとして定着しつつあります。
なんと2020年の渋谷ハロウィンはバーチャルで行われます!VRを使った近未来の渋谷でハロウィン気分を味わいましょう!
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2020年のハロウィンイベントは全国的に中止
10月ともなれば、街中でハロウィンに関連する商品やイベントを目にする時期。オバケや魔女などのハロウィンらしいコスプレを楽しむ方もいるでしょう。
日本記念日協会によると2019年のハロウィンの市場規模は「1,155億円」と推定され、大きな経済効果のあるイベントの1つです。しかし2020年のハロウィンは、新型コロナウイルスの影響によって、イベント中止が相次いでいます。(参考:一般社団法人日本記念日協会 記念日文化研究所)
東京ディズニーランドでは、ハロウィンイベントを全面中止。ユニバーサルスタジオジャパンも、例年人気の「ホラーナイトゾンビ」を中止し、ソーシャルディスタンスが取れるよう配慮されています。
毎年話題の渋谷ハロウィンも自粛を呼びかけ
ここ数年、渋谷駅周辺のハロウィン、通称「渋ハロ」は大勢の人が集まる人気のスポット。例年のハロウィン参加者は、100万人ほどとも言われていました。しかし2020年は「3密」を避けるためにも、渋谷区では「2020年のハロウィンには渋谷に集まらないように」と方針を決定。ハロウィンの参加自粛を呼びかけています。
しかし渋谷のハロウィンは、イベントを開催しなくても、全国から人が押し寄せる人気の街です。万が一クラスターが発生してしまえば、日本の感染者数はさらに増加するでしょう。そこで渋谷区は、感染症対策として「バーチャル渋谷」でのハロウィンを開催すると発表しました。
もう1つの渋谷「バーチャル渋谷」とは
バーチャル渋谷とは、KDDIを中心とする企業によって作られた配信プラットフォームです。渋谷区の公認の「もう1つの渋谷」として作られました。バーチャル渋谷は、5Gなどの最新テクノロジーを活用して、自宅から様々なイベントに参加できる仮想空間です。
バーチャル渋谷のアクセスは、VRや特別な機器がなくても問題ありません。
お手持ちのスマホやパソコンから参加できます。イベント会場は、リアルな渋谷にバーチャルならではの映像や装飾が施され、近未来の渋谷を楽しめます。
すでに2020年5月には、攻殻機動隊とコラボした「#渋谷攻殻NIGHT by au5G」を開催。近未来SFの金字塔「攻殻機動隊」を渋谷の街に完全再現しました。
(引用:KDDI)
バーチャル渋谷によるハロウィーンフェスの詳細
例年渋谷スクランブル交差点を中心に、大勢の人が集まります。しかし新型コロナウイルスの影響を受け、渋谷区ではバーチャル渋谷での参加を推奨。「バーチャル渋ハロ」を10月26日(月)~31日(土)に開催すると発表しました。
(引用:cluster)
バーチャル渋ハロでは、豪華アーティストが参加予定されています。バーチャル空間を最大限活用した新しいライブパフォーマンスを体験できるでしょう。
参加方法は、お手持ちのスマートフォンやパソコンで、バーチャル渋谷に接続するだけ!無料で参加できます。
参加アーティスト
既に発表されている参加アーティストをまとめました。
(引用:渋谷未来デザイン)
- 10/26(月) きゃりーぱみゅぱみゅ
- 10/27,28(火,水)ネトフリシネマ
- 10/29(金) BiSH
- 10/30(土) 和牛、吉本スーパーライブ、ミライアカリ
- 10/31(日)Nulbarich、Rin音
きゃりーぱみゅぱみゅ、BiSH、Nulbarich、Rin音と普段ならチケットが取るのが難しいアーティストが参戦します!
しかもバーチャル技術をつかった最新ライブなので、今までにないライブを楽しめるはずです。
スペシャルイベントでYOASOBIの新曲MV公開
さらにライブとは別企画として「YOASOBI」の新曲とコラボレーションしたスペシャルコンテンツが用意されています。
10/27(火)~11/1(日)にかけて宮下公園の施設「RAYARD MIYASHITA PARK South 」の2階「CONVERSE STARS」前にて、新曲”群青”の未公開MVを視聴できます。
このMVは「渋谷PARCO 5階 calif前特設スペース」「渋谷キャスト」でも見ることができますが、3か所とも異なるMVが流れますので、ぜひ3施設とも周遊してみましょう。
先着順でYOASOBIの限定ステッカーも手に入れられますよ。
参加方法
バーチャル渋谷に参加するには、専用アプリ「cluster(クラスター)」をダウンロードするだけ。料金も無料ですので、気軽にハロウィンイベントに参加できます。
アカウント登録は1分ほどで完了しますので、ライブ前に慌てる必要もありません。
アバターもハロウィン限定アイテムがゲットできますので、オリジナルキャラクターで、渋谷の街中を歩いたり、豪華アーティストのライブを楽しめるでしょう。
なお通信時は、通信環境によってタイムラグや、通信が途切れる可能性もあります。参加する際にはWi-Fi環境のある空間からのログインをおすすめします。
今後のイベントには5Gがマストになる?
最先端技術を使った演出が楽しみなバーチャルライブ。曲ごとに演出が異なったりするなど、リアルでは実現できないライブは、今後も注目が集まるでしょう。
バーチャルライブの普及や進化のためには、次世代通信規格「5G」の利用が欠かせません。5Gは4Gと比較し、約10倍の速度で大量をデータを安定的に送受信可能。膨大な映像データを一瞬で送受信できるので、表現の幅は大きく広がる見込みです。
例えば、ドコモの「新体感ライブCONNECT」では、5Gを活用して自宅にいながらライブを楽しむことができるでしょう。カメラアングルの切り替えも可能なので、アーティストの顔だけを捉えるという楽しみ方も出来ます。
まとめ
エンターテインメントと5Gの相性の良さから、今後のエンターテインメントは、大きく飛躍することでしょう。
渋谷のハロウィンはその先駆けのひとつとして。リアルとバーチャルを融合させ、新しい渋谷を作り上げています。今年は新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントが延期や中止となっているでしょう。今後は、今回ご紹介したバーチャル渋谷のような、仮想空間のイベントが増えていくかもしれません。