コロナ禍でも楽しめるリモート○○をご紹介!

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言から、3週間が経ちました。GW明けまで続くこの外出自粛要請で、例年のGWとは違い『外にで歩けないGW』となる模様です。

そこで最近、在宅ワークなどはもちろん、娯楽などにおいても『リモート』の利用が広がってきています。コロナウイルスの感染予防で友人や家族にも会えない分、インターネット上で人とつながる動きが活発化してきているのです。特に3月末からは各モバイルキャリアで5G通信の利用も始まりました。遠隔からもリアルタイムの状況を共有することができれば、外出自粛中も少しは楽しむことができますよね。

そこで今回は、コロナ禍でも楽しめる”リモート〇〇”をご紹介していきたいと思います。

そもそもリモートとは?

そもそも、『リモート』とは、『遠い』や『隔たった』というような意味を持つ、いわゆる『遠隔』をあらわす言葉です。コロナウイルスの感染拡大によって、多くの企業で『在宅ワーク』が取り入れられておりますが、この『在宅ワーク』も、遠隔で仕事をするということから、『リモートワーク』と呼ばれたりします。

要するに、インターネット通信を利用して、遠くにいるもの同士でリアルタイムにつながることができるものです。

リモートで利用できるツール

主にリモートで利用できるツールは下記になります。

・ZOOM

・Slack

・ハングアウト

・LINEなどのビデオ通話

特にZOOMは画面共有といって、現在のパソコンやタブレットに映し出されている画面を相手に共有することができる機能もありますので、ビジネス上でもよく利用されています。ただ、ZOOMは3人以上同時につなぐと無料版では40分までという時間制限がありますので、手軽に使えるものであれば、LINEなどの無料通話等もよいかもしれませんね。

コロナ禍でも楽しめるリモート〇〇

それではここから、外出自粛中でも友人とあそぶことができる、話すことができる、楽しむことができる、画期的な『リモート〇〇』をご紹介していきます。中には聞きなれたものもあるかもしれませんが、外出自粛は暇だと感じている方はぜひ、一つ一つ試していってみてください。

若者に人気『リモート飲み会』

リモート飲み会とは、オンライン飲み会ともいわれたりしますが、参加者がインターネット接続が可能なデバイスを利用して、オンラインのビデオチャットで参加者同士がつながり、あらかじめ用意したお酒やおつまみをそれぞれ口にしながら会話する飲み会のことです。前述のリモートワークも同じ方法でおこなわれており、ビデオチャットを通してミーティング等を行っています。

全員が別の場所にいるため、食事の共有こそできませんが、ビデオチャットを通してリアルタイムを共有することができることで雰囲気は普段の飲み会と変わりなく味わえ、外出自粛をして家にいる状態でも飲み会が開催できると人気が高まっています。

意外に面白い、『リモート映画観賞会』

リモート映画観賞会とは、その名の通り、遠隔同士でつながって映画を鑑賞することです。特にZOOMなどのビデオチャットは画面共有ができる機能もありますので、1人の画面でYouTube等で映画を放映し、それらを画面共有でほかの参加者に共有すれば、会話をしながら一緒に映画を鑑賞することができます。

ただ、ZOOMの無料版では、3人以上になりますと40分までしか利用することができませんので、映画観賞会をする場合は、2人での利用、もしくは有料版に登録する必要があります。また、中にはdTVなどサブスクリプション型の動画コンテンツは、他デバイスと動画の共有ができない場合もありますので、注意が必要です。とはいえ、YouTubeなどであれば無料で見ることができますし、別々に暮らしているカップル同士ですと楽しい時間を過ごすことができそうです。

『リモートゲーム会』はゲーム機のみでできる!?

最近のオンラインゲームは、他の人とオンライン上でつながり対戦ゲームをすることができたり、仲間になってゲームをたのしんだりすることができます。外出自粛でゲーム機を購入された方も少なくないのではないでしょうか。こうしたリモートゲーム会、オンラインゲームでは、テレビにつないだりしなくてもゲーム機やスマホのみでほかの参加者とつながることができるものもあります。

また、他デバイスを利用する場合であれば、Steam、PlayStation、Xboxプラットフォームなどがリモートプレイをサポートしています。機能の詳細はプラットフォームごとに異なりますので、詳しくはそれぞれの公式サイトでお確かめください。

『リモート音楽セッション』で新感覚音楽を体験!

コロナウイルスの感染拡大に伴って、多くの音楽イベントが中心になっています。アーティストの大規模コンサートやライブ、ライブハウス等で行われる小規模イベントまで、すべてが中止もしくは延期です。

そうした中、家にいながら音楽セッションを楽しむことができる音楽アプリが数多くあり、それらの活用が広がってきています。好きな音源に合わせて勝手にセッションしたり、リアルタイムでセッションすることができるものなど、アプリは様々な種類があります。

自由に楽しく音楽を作ることができる楽しさは、せわしい時期でも忘れたくないものですね。下記の記事に詳細を解説しておりますので是非ご覧ください。

5Gで楽しめる遠隔音楽セッション!【音楽ビジネスとITの関係】

5Gはリモート○○の手助けに

コロナウイルスの感染拡大と同時期に、国内の携帯三大キャリアで利用が開始されたのが5Gです。5Gは、4Gと比べて大容量、高速通信が可能になるほか、一度に多くのデバイスをインターネット接続できるなどのメリットが多くあるとされています。

特に、インターネットを利用して遠隔地とつながるリモートの作業は、多くの通信容量を必要とします。また、現在の4G回線ですと時折通信が止まってしまったりすることでお悩みの方も多いでしょう。その点、5G通信は通信の遅延がほぼ0になるとアナウンスされておりますので、5G通信がさらに普及すれば、リアルタイムとの遅延や通信の停止などの悩みも解消されるはずです。

現在、5G通信は一定のエリアでしか利用することができませんが、今後は随時各キャリア5Gエリアが拡大されていく予定であるとされています。

KDDIとソフトバンクが合弁会社を設立!5Gエリアの拡大は今後どうなる?

5Gは結局どこで使える?ドコモの5G基地局都道府県別まとめ(3月末時点)

自宅付近で5G通信の利用環境が整えば、さらにリモート通信も手軽なモノに変化していくかもしれません。

まとめ

今回は、コロナウイルスの感染拡大による外出自粛中でも楽しむことができるリモート○○を4つご紹介いたしました。中でも『リモート飲み会』は芸能人なども活用しているとニュースで話題に上ったりしています。GW中もなかなか外に旅行に行くことはできない状況ですが、バーチャル映像を視聴する、リモート旅行などを行ってみても楽しいかもしれませんよ。

特に、このコロナウイルスによる外出制限等は、すぐに解除されるものではなく、断続的に続いていくと予想されています。一部の専門家の意見では年単位での覚悟が必要であるという見方もありました。そうするとインターネット通信が何よりも重要であるということになりますので5G通信の環境構築も各キャリア、ますます加速していくのではないでしょうか。

今のこの時期だからこそ、インターネット通信をうまく活用して、一刻も早い収束を願いながらオンライン生活を楽しんでいきましょう。