auのpovoいつから?申込みや手続きのタイミングにも注目!

auから20GB2,480円の通信プラン「povo(ポヴォ)」が発表されました。申し込み開始は3月としています。すでにドコモの「ahamo」、ソフトバンクの「Softbank On LINE」が登場していますから、3大キャリアから格安プランが出揃ったことになります。

スマホ市場の競争が、激化することは間違いありません。ユーザーの中には、どのキャリアが1番お得になるのかと申し込みに迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではauの新プランの詳細と共に、au・ドコモ・ソフトバンクの格安プランを比較していきます。

auのpovoはいつから?

2020年1月13日、KDDI(以下au)は、オンライン専用ブランドの新料金プランとして「povo」を発表しました。povoは20GBで月額2,728円(税込)という低価格を実現しています。

au(povo) docomo(ahamo) SoftBank(SoftBank On-Line)
月額2,728円(税込) 月額2,970円(税込) 月額2,728円(税込)

povoのサービス提供開始はいつから?

povoのサービス提供開始が2021年3月23日で決定しました!オンラインショップ限定での申し込みと発表されています。

ドコモ20ギガ2980円に値下げ「ahamo」はメインブランドで展開!

povoのプラン概要

新たに発表されたpovoのプラン詳細は、以下のとおりです。

povo

容量 20GB
月額料金 2,728円(税込)
4G対応
5G対応 ○(2021年夏~)
通信制限時の速度 1Mbps
申し込み オンラインのみ

auの代表取締役社長、高橋誠氏はpovoに対して「徹底的にシンプルな料金プラン」と発表しているように、ユーザー目線のわかりやすさが特徴です。オプション割引や、期間限定の割引などの条件もなく、月額2,728円(税込)は魅力的といえるでしょう。

povoのトッピングとは?

povoの最大の特徴として「トッピング」があります。トッピングは通常のオプションと異なり、月・週・日ごとに設定可能なオプションです。

手元のスマホの設定から、トッピングのオンオフが設定できるので、使わないときはオプションをオフにして、使いたいときにだけオプションを使えるという仕組みです。

すでに発表されているトッピングは、以下の4つです。

  • 5分通話かけ放題:月額550円(税込)で、5分以内の通話がかけ放題
  • 通話かけ放題:月額1,650円(税込)
  • データ使い放題24時間:1日220円(税込)で24時間データ使い放題(既存の20GBとは別)
  • データ追加1GB:550円で1GBのデータ通信量を追加できる

従来よりも自分好みに、通信プランをカスタマイズできるでしょう。

povoの注意点

povoを申し込む前に注意したいのが、通信制限です。povoは20GBの通信プランですから、20GBを超えた場合は1Mbpsでの通信となります。

しかし上記で紹介した「トッピング」を使えば、24時間の通信容量をノーカウントにすることができます。20GBだけでは心配だけど、大容量プランはいらないという方も、安心して使えるでしょう。

povoで5Gは使える?

ユーザーにとって、新しい通信プランにするときに、気になるのは「5Gが使えるか」という点です。povoは、4G+5Gの通信に対応するものの、5Gは2021年夏から対応すると発表しています。すぐに5Gが使えないのは残念ですが、夏には提供が開始されますので、心配することはないでしょう。

povoの申し込み方法

povoの申し込みはオンライン限定のサービスです。店舗での申し込みには対応していないので、注意しましょう。

現時点では正式な受付方法などの発表がなされていません。新しい情報が入り次第、チェックしていきましょう。

先行エントリーがお得?

povoでは先行エントリーキャンペーンを行っています。期間内に先行エントリーを行うなど条件を満たせば「au PAY」3,000ポイントがプレゼントされるため、ぜひチェックしてみてください。

先行エントリーキャンペーンの条件

  1. 先行エントリーを行う(2021年3月22日まで)
  2. povoを契約する(2021年5月31日まで)
  3. au PAY残高として受け取りの手続き(別途案内あり)

上記の条件をすべて満たす必要があるため、期間の締め切りまでに余裕を持って手続きを行うようにしましょう。

  auからpovoに変更したい場合は?

既存プランであるauやUQ mobileから、povoに変更したい場合、移行手続きにかかる手数料は一切ありません。一時的に「契約解除料」がかかるものの、povoに切り替えた翌月以降、利用料金から割引が入る仕組みとなっています。

ドコモ・ソフトバンクの新料金プランを比較!

auのpovoの登場によって、ドコモ・au・ソフトバンクから20GBの格安プランが出揃う形になりました。各社申し込みは3月スタートとしていますが、ユーザーの多くは、どのキャリアにしようか迷っている方も多いでしょう。そこで、ドコモ・au・ソフトバンクの格安プランについて比較してみました。

au povo docomo ahamo SoftBank  SoftBank On Line
容量 20GB 20GB 20GB
月額料金 2,728円(税込) 2,970円(税込) 2,728円(税込)
4G対応
5G対応 ○(2021年夏~) ○(2021年3月~) ○(2021年3月~)
通信制限時の速度 1Mbps 1Mbps 1Mbps
申し込み オンラインのみ オンラインのみ オンラインのみ
キャリアメール × × ×
条件割引 × × ×
特徴 通話やデータ量のオプションを月や日ごとに選べる 世界82の国や地域で使える LINEのデータ容量はカウントしない

povoはdocomoやSoftBankの新プランと比較すると3社競り合っている状況であり、大きな差はないと言えるでしょう。しかし、「通話はほとんどしない、自分の必要に応じてオプションを臨機応変に付けたい」という方であれば、当然povoがおすすめでしょう。

楽天モバイル・UQモバイル・Y!モバイルとの比較

あわせて確認したいのが、サブブランドと呼ばれる格安キャリアとの比較です。

au 

povo

楽天モバイル 

Rakuten UN=LIMIT Ⅴ

UQモバイル 

くりこしプランL

Yモバイル 

シンプルL

容量 20GB 無制限 25GB 20GB
月額料金 2,728円(税込) 2,728円(税込) 3,828円(税込) 4,158円(税込)
4G対応 ○(楽天エリア無制限、パートナーエリア5GB)
5G対応 ○(2021年夏~) ○(楽天エリアのみ) ○(2021年夏~)
通信制限時の速度 1Mbps 1Mbps 1Mbps 1Mbps
申し込み オンラインのみ オンラインOR店頭 オンラインOR店頭 オンラインOR店頭
キャリアメール × ×
条件割引 × × ×
特徴 通話やデータ量のオプションを月や日ごとに選べる 世界で使える。大手キャリアに比較し、通信エリアが狭い 余ったデータ容量を翌月まで繰り越せる。大手キャリアに比較し、通信エリアが狭い 家族割りで-500円

これまでauを安く使うなら、UQモバイルを使うのが一般的でした。しかしpovoとUQモバイルは同じ20GBで、1,100円povoが安く設定されています。そのためUQモバイルからpovoに乗り換えるユーザーが多くなりそうです。

まとめ

管総理の携帯料金値下げを発表したのが9月でしたから、わずか4ヶ月ほどで3大キャリアから新料金プランが出揃ったことになります。

auの新プラン「povo」の登場を意識して、ソフトバンクやドコモの新料金プランもさらなる値下げ対抗策を打ち出しています。今後の動きにも引き続き注意していきましょう。

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