中国メーカーのOPPOが日本で使える5G対応のスマホを販売!

2020年にサービス開始を予定している5G(第5世代移動通信システム)。これまで主流だった4Gよりも高速化・大容量化が進み、進化を遂げた5G対応のスマホが気になっているユーザーも少なくありません。
5G対応スマホとして、中国のメーカーである「OPPO(オッポ)」は、2020年以降には日本でも5Gスマホをリリースすると発表しています。OPPOの5G対応スマホの気になる機能や価格について、事前にある程度確認することも可能です。
今回はOPPOについて紹介しつつ、OPPOが販売している5G対応スマホの機能について見ていきましょう。
Contents
OPPOってそもそもどんなメーカー?
OPPOは中国の電機メーカーで、2016年には世界第4位のスマートフォンブランドになりました。OPPOのスマホはハイスペックでありながら、手ごろな価格で購入できることで注目を集めています。
もともとはAV機器メーカーとしてDVDプレイヤーなどを手掛けていましたが、2008年に携帯電話事業に参入。以後は携帯電話メーカーとして、さまざまな商品を開発・販売しています。2018年にはOPPO Japanとして日本市場にも進出し、シェアを伸ばしています。
これまでOPPOはカメラフォンの製造ならびに、写真撮影テクノロジーに力を注いできました。
2017年にはフロントカメラにAI機能を導入し、セルフィーのブランドとして新たな次元を確立しました。2019年には世界中のキャリアと協業して、5Gスマホの商用化対応を着実に進めています。
そんなOPPOのスマホの特長は、以下の通りです。
- ハイスペックでありながら手ごろな価格で購入できる
- カメラ性能に力を入れている
(5000万画素のカメラを搭載した「Find 7」や、カメラが自動で回転する「N3」など) - 急速充電にも力を入れている
(バッテリーの発熱を抑えながら、効率的に充電できる「VOOC」はOPPO独自の技術)
OPPOが今日本で販売しているスマホの機種一覧
2019年12月現在、OPPO Japanにて販売・サポートが行われている機種一覧を紹介します。
Reno A
6GB RAMと64GB ROM搭載で、容量を気にしないでお気に入りのコンテンツを楽しめる大容量メモリが特長の機種です。
発売日 | 2019年10月1日 |
縦サイズ | 15.84cm/158.4mm |
横サイズ | 7.54cm/75.4mm |
厚さ | 0.78cm/7.8mm |
ディスプレイサイズ | 6.4インチ |
解像度 | 2340 x 1080ピクセル |
カラー | 1600万色 |
カメラ | 1600万画素+200万画素 |
バッテリー | 3600mAh |
ストレージ | 64GB/128GB (最大256GBまで拡張可能) |
メモリ | 6GB |
本体カラー | ブルー/ブラック |
端末価格 | 39,380円 (OPPO公式楽天市場店) |
Reno10xZoom
10倍ハイブリットズームで、遠くの被写体でもしっかり映し出してくれる機種です。4800万画素の超高解像度カメラにより、今まで以上の高い色彩表現を実現。その他にもさまざまな最先端テクノロジーを搭載されています。
発売日 | 2019年7月12日発売 |
縦サイズ | 16.2cm/162.0mm |
横サイズ | 7.72cm/77.2mm |
厚さ | 0.93cm/9.3mm |
ディスプレイサイズ | 6.65インチ |
解像度 | FHD+(2340×1080ピクセル) |
カラー | 1670万色 |
カメラ | 4800万画素+800万画素+1300万画素 |
バッテリー | 4065mAh |
ストレージ | 256GB(最大512GBまで拡張可能) |
メモリ | 8GB |
本体カラー | ジェットブラック/オーシャングリーン |
端末価格 | 109,868円 (OPPO公式楽天市場店) |
A5 2020
大容量バッテリーと4眼カメラの超広角レンズを搭載した機種です。5000mAhの大容量バッテリーで一日中ずっと使える上に、他デバイスへの充電も可能ですよ。
発売日 | 2019年11月1日 |
縦サイズ | 16.36cm / 163.6mm |
横サイズ | 7.56cm / 75.6mm |
厚さ | 0.91cm / 9.1mm |
ディスプレイサイズ | 6.5インチ |
解像度 | 1600 × 720 ピクセル |
カラー | 1600万色 |
カメラ | 1200万画素+800万画素+200万画素+200万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 4GB |
本体カラー | ブルー/グリーン |
端末価格 | 29,480円(OPPO公式楽天市場店) |
R17 Pro
R17 Proは手触りの良さが追求されていて、指紋の付着も気にならないマットな仕上がりになっています。暗い場所では自動的にカメラの絞りが大きくなり、明るい場所では絞りが小さくなります。これにより、どんなシーンでも鮮明に写真撮影できるでしょう。
発売日 | 2018年12月21日 |
縦サイズ | 157.6mm |
横サイズ | 74.6mm |
厚さ | 7.9mm |
ディスプレイサイズ | 6.4インチ |
解像度 | 2340 x 1080 ピクセル |
カラー | 1600万色 |
カメラ | 1200万画素+2000万画素 |
バッテリー | 2×1850 mAh (約3700mAh相当量) |
ストレージ | 128GB |
メモリ | 6GB |
本体カラー | ミストグラデーション/エメラルドグリーン |
端末価格 | 54,868円(OPPO公式楽天市場店) |
OPPO AX7
大画面、高機能カメラ、大容量バッテリーが搭載されたOPPO AX7は、誰もが使いやすい機種が目指されています。4GB RAMと64GB ROMにより、多くのデータが保存できるので普段使いにふさわしいスペックであると言えるでしょう。
発売日 | 2018年12月14日 |
縦サイズ | 155.9mm |
横サイズ | 75.4mm |
厚さ | 8.1mm |
ディスプレイサイズ | 6.2インチ |
解像度 | 1520 x 720 ピクセル |
カラー | 1670万色 |
カメラ | 1300万画素+200万画素 |
バッテリー | 4230mAh |
ストレージ | 64GB (最大256GBまで拡張可能) |
メモリ | 4GB |
本体カラー | ゴールド/ブルー |
端末価格 | 24,970円(OPPO公式楽天市場店) |
Find X
最先端技術のすべてが注ぎ込まれたパノラマアークスクリーンの画面占有率は93.8%となっています。これにより画面全体に遮るものがなくなり、新しい視覚体験をもたらしてくれるでしょう。
発売日 | 2018年11月9日 |
縦サイズ | 156.7mm |
横サイズ | 74.2mm |
厚さ | 9.6mm |
ディスプレイサイズ | 6.4インチ |
解像度 | 2340 x 1080 ピクセル |
カラー | 1600万色 |
カメラ | 2000万画素+1600万画素 |
バッテリー | 3400mAh |
ストレージ | 256GB |
メモリ | 8GB |
本体カラー | ワインレッド/サイレントブルー |
端末価格 | 63,800円~(2019年12月時点の最安値) |
OPPOの日本におけるスマホのシェア率ってどれくらい?
これまでの長い間、SIMフリーのスマホ市場はファーウェイ、ASUS、シャープの3社がシェアの大部分を占めていました。しかし近年になり、変化の兆候があらわれています。
OPPOは2018年2月に日本市場へと参入しましたが、短期間で一気に台頭し、2019年5月には販売台数シェア10%を突破しました。世界のスマホ市場ではサムスン、アップル、ファーウェイに次ぐ第4位のシェアを持つ大手企業として、月を追うごとに販売台数を伸ばし、ユーザーからの支持も拡大させています。
そんなOPPOは、すでに5G対応のスマートフォンを販売しています。あいにく日本では未発売となっていますが、2020年には日本市場でも5G対応スマホをリリースすると発表。2019年7月31日~8月3日までの間、楽天が開催したイベント「Rakuten Optimism」でもOPPOはブースを展示し、5Gスマホ「Reno 5G」を用いた通信デモを実施しました。
OPPOが販売している5G対応の機種Reno 5Gの機能
それではOPPOが販売している5G対応スマホ「Reno 5G」の基本スペックや価格について、見ていきましょう。
Reno 5G
発売日 | 2019年5月 |
縦サイズ | 16.2cm / 162.0mm |
横サイズ | 7.72cm / 77.2mm |
厚さ | 0.93cm / 9.3mm |
ディスプレイサイズ | 6.6インチ |
解像度 | 2340 ×1080ピクセル、387 ppi |
カラー | 1670万色 |
カメラ | 48MP+8MP+13MP |
バッテリー | 4065mAh(TYP)、3975mAh(MIN) |
ストレージ | 256GB(最大256GB microSDでさらに拡張可能) |
メモリ | 8GB |
本体カラー | ジェットブラック/オーシャングリーン |
端末価格 | 899ユーロ(円換算約112,000円、日本では未販売) |
「Rakuten Optimism 2019」では、OPPO Reno 5Gと5G基地局シミュレーターによって、通信試験の様子が実演されました。その時には、下り1.7~1.8Gbps、上り17.22Mbpsという速度が確認されていたようですね。
あいにく日本では未販売となっていますが、2020年以降に日本市場でも5Gスマホを販売すると発表しています。さらにOPPOは、日本市場に投入する5Gスマホは「1機種だけとは申し上げていない」と述べ、複数端末の販売も予想されています。
発売時期については、適切な時期になり次第発表すると述べられており、具体的な日にちは名言されていません。しかし、今後日本市場においても登場するであろうOPPOの5G対応スマホには、全国的に注目が集まっています。「Reno 5G」のスペックは、今後発売される機種の一つの目安としてなるでしょう。
まとめ
今回はOPPOと、OPPOが販売する5G対応スマホについて紹介しました。
2020年にはいよいよ5Gサービスの開始が迫っています。高速・大容量、多接続、低遅延も実現される5Gスマホは幅広いニーズに対応してくれます。それだけに気になっている人も多いのではないでしょうか。
海外ではすでに5Gサービスが始まっている国や地域も多く存在します。現在すでに発売されている5Gスマホのスペックや価格は、今後日本で発売される5Gスマホ購入を検討する上でも参考になると思われます。とくに今回紹介したOPPOは、日本での市場進出も明言されています。ぜひ、一つの判断材料にしてください。