結局5Gって何がすごいの?速さが変わるだけだと思っていませんか?

5Gって結局何がすごいの?
この間の4Gの時も騒いでたけどそんなに感じないよね?

という声を耳にしますが、とんでもありません。5Gはこれから住む私たちの世界を大きく変えていく可能性を多いに秘めているものなのです。そしてこの5Gは、気づかないうちに世界に浸透していくことは間違いないはずです。

今回は、なんで5Gがこんなにも騒がれているのかという点についてお話したいと思います。

5Gは自宅のパソコンよりも情報を早く送受信することができる可能性

まずは5Gのインターネットアクセスが、自宅のパソコンよりも圧倒的に早くなる可能性がでてくるということです。

そう聞くとじゃ、自宅にネット回線引かなくていいよね?という人も多くいるのかと思います。

5Gの通信速度って実際どのくらい早いの?キャリア別・接続別にスピード比較してみた

これにより、今まで自宅でしかできなかったアプリのダウンロードや映像のダウンロードなどが外出先でも簡単に行うことができるということです。

外出先でデータ容量を気にしながらパソコンをデザリングなどでカクカクのスピードで動かしていた人も5Gになることで自宅やオフィスと同じようなスピードでネット回線を利用することができるのです。

大容量の情報通信で利用するコンテンンツが変わってくる

スピードが早くなるということは、ネットの業界では単純に大容量通信が可能になったということとイコールであるということです。

大容量のデータといってもそんなに利用しないという方がいますが、実は今までも知らず知らずのうちにデータを大量にしようしているのです。

そのいい例が動画です。

動画を多くの人がPCではなくスマホで見るようになってきていますが、5Gになることによってスマホで動画を見る機会が増える、さらには動画配信を利用した自身のスマホをVRに見立てて遊べるゲームアプリも将来的には出てくる可能性があります。

今まで歩きスマホだめですといっていたものが、歩きスマホメガネやめてくださいといっているかもしれません。

BtoBtoXのモデルで企業とキャリアが一緒になって商品を開発していく

総務省が掲げる2020年までの5G構想の中にも記載されているものとしてBtoBtoX、つまりキャリアと企業が一緒になってXであるユーザに対して5Gを利用したサービスが提供される世の中になってくるということです。

例えば、分野別にはこちらの記事にて詳細があります。

総務省が掲げる2020年までの5G構想の中身を徹底解剖【ー分野別5G未来構想と移行方法ー】

つまり今までの携帯、スマホ業界はdocomo,KDDI,Softbankといった大手三者に加え格安SIMなどの狭い通信という分野でのみ商品が開発されてきました。

しかし、今回企業が利用する理由としては5Gの超低遅延技術(タイムラグがない)を利用した自動運転技術の開発を自動車産業が、医療業界ロボットを手がけるために医療業界が、工事現場用のロボットのために建設業界が今後関わってきます。

といいますが、すでに開発を進めている状況です。

働き方が大きく変わる可能性もあるということ

先ほど医療業界のロボットや工事現場用のロボットの話をしましたが、将来的に5Gの電波が隅々にいきわたるようになった場合、このようなロボットが現場にて活躍することになります。

つまり、医療行為も全てロボットで行うことができれば付帯業務にかかる人員不足になやまされることもありません。

さらに工事現場などは直接現場に行かなくても遠隔にて操作することができ、大容量の通信技術で現場の映像も簡単に遠隔地にて見ることが可能になるというわけです。

田舎の暮らしが超絶快適な暮らしに変わる可能性がある

過疎化が進む待ちのバスのダイアが1時間に一本はあたりまえ、酷いところは1日にに2〜3本しかなくて廃線になった場所もたくさんあります。

理由は人がいなくなっているから利用者がすくなく採算がとれない、結果廃線になる、そしてさらに人がこなくなるという悪循環が働いていました。

5Gが広がることで、自動運転の技術が加速的にすすむことは間違いありません。

この自動運転技術によって、過疎化の地域にも路線を復活もしくは利用時にハイヤーのように呼べる時代になるはずです。

さらに医療技術もわざわざ病院にいかなくともサイネージなどを通じて4Kもしくは8Kの映像で診察が可能になりますので自宅にいながらにして医療をうけることも可能な時代がもう目の前です。

街全体がスマートフォンのような形でネットに繋がる時代へ

5Gの多同時接続というものから、地域まるごとがインターネットに繋がる時代になり高速に情報のやりとりがすすみます。

その構想を想像してみるだけで、きっと青色のたぬき型ロボットがいたような近未来のようにデータを電柱から壁から、スマホから情報を取得することができるようになります。

ホログラム技術も高速通信で可能になるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか、5Gでかわる様々な世界。きっと今まで想像してこなかったアニメや映画の中だけでしか想像できなかった時代がもう目の前にせまってきているのです。

そしてこの5Gを巡って国同士がしのぎを削っているのは当然です。それはこれらの5Gの技術が国の発展を大きく帰るものだとどの国も理解しているからです。先進国であり情報後進国といわれている日本だからこそ5G技術の再開発で今までの世界との間にうまれた遅れを取り戻すチャンスでもあります。

一般ユーザーである私たちもまた、この5Gの正しい使い方振り回されないようしっかりと情報をあつめ活用していってもらえればと思います。