5G対応のWiFi!新機種を購入しないで5Gネットワークを使えるモバイルルーターの可能性とこれからのメリットとは

5Gを利用するには、専用の無線モデムが搭載されているものでなければ利用することができないので、新機種を購入するしか5Gのネットワークを使うことしかできないということを以前伝えましたが、その可能性を5G対応のポケットWi-Fiが解決してくれるかもしれません。

5Gにつかえる機種とは?あの人気の機種も対応しているのか大胆予想!

HUAWEIの5G対応のMobile WiFiが可能性を広げる

アメリカとの兼ね合いで、日本では今後ほとんどハーウェイの5G端末は利用できないという中でも、確実に世界のシェアを広げているハーウェイですが、2019年2月24日に世界にむけて発表されたイベント内で一つの5Gにおける利用方法をしめしています。

それがこのHUAWEI 5G Mobile WiFiです。

5Gの通信が利用可能となるいわゆるポケットWiFiです。

このポケットWiFi、モバイルルーターを利用することで、5G対応の端末でなくとも現在利用しているスマートフォンを5G回線につないで利用することができます。

特に5G端末において最も高価であるとされているのが、5G対応の無線モデムといわれています。この無線モデムが入っている端末かどうかで端末の価格が大幅に変わってきます。

ハーウェイが発表しているこのようなモバイルルーターを各日本のキャリアが販売しだした場合には、端末の価格をあまり気にすることなく通信プランのみを気にして購入することが可能になってきます。

モバイルルーターや室内ルーターで5Gを利用するメリット

ハーウェイは2月の時点で、モバイルルーター以外にも5G対応の室内用ルーターを発表しております。

5Gにおける弱点でもある建物内の速度を安定的にするものとして、この室内用ルーターが開発されていますが、この室内ルーターとモバイルルーターの組み合わせで考えられることとして、もう今までのように有線でのネット回線を開通させる必要がなくなってくるということです。

今まで無線と有線の大きな違いは、通信の速度と安定性にありました。

ネット回線を自宅でも安定して大容量使いたいという人が今までネット回線を開通させる工事を行ってきていました。

そんな中、5Gにおけるメリットでもある

  • 大容量・高速通信回線
  • 超低遅延
  • 多同時接続

以上を自宅や建物内でも実現可能であれば、今までの有線でのネット回線を自宅に開通させるメリットがありません。

モバイルルーターや室内ルーターで5Gを利用することができれば、テレビや家電、スマートフォンなどの複数ディバイスを直接ルーターと接続させても問題なく大容量の高速通信回線を行うことが可能になります。

5Gモバイルと有線の光ネット回線を開通すること比較を比較してみる

それでは、自宅や店舗において無線の5G通信をモバイルルーターでインターネットに接続する場合と、有線で光回線を引き込みインターネットに接続する場合とでどのようなことがメリットでありデメリットであるのかを比較検討してみようと思います。

5Gモバイルと有線の開通するまでのスピードを比較

開通するまでのスピードを比較すると圧倒的に5Gモバイルが早いことが予想されます。現時点でモバイルルーターなどでネット回線が利用できるソフトバンクAirなどをみてみても、プランを契約しルーターを自宅に設置したその日に利用することができます。

一方で有線は、新規の建物であった場合には現地調査から始まり工事日の調整などが入り、契約から1か月後もしくは2か月後から利用することができるようになります。

さらに賃貸契約をしている物件によってはネット配線の工事の前に調査票が必要となるためにかなりの時間を要する場合があります。

結果、5Gモバイルの方が圧倒的に開通するまでのスピードが速いといえます。

5Gモバイルと有線の通信速度の違い

5Gの通信速度に関しては、現時点では日本でサービスが開始されていないので実スピードはわかりませんが10Gbpsといわれています。一方で、有線の場合ですと最速のもので10Gbpsですので同格といってもいいかもしれません。

有線の10Gpbsプランのものを利用したとしても、実測の利用スピードは10Gbpsを超える速度というのはあまりないのが現状であるようです。また同様に5Gモバイルに関しても海外の5G対応スマホのスピードをみてみると1Gbps超える手間程度です。

あなたの今の通信速度はこちらのURLで計測できますので試してみてください。

https://fast.com/ja/

100Mbpsを超えていたらいいほうですが、このスピードが5Gの場合ですと700前後アンテナがある地点では通信速度として計測されているようです。

5Gモバイルを家で利用するデメリット

では有線ではなく5Gモバイルを家で利用するデメリットとしては、利用する電波の種類が直線的でありルーターとディバイスとの接続方法によって5Gのスピードが阻害される可能性があります。

さらに建物内であるとミリ波をキャッチできない奥まった建物の場合や天気などによっても通信速度が阻害される可能性があります。また、地域そのものが5G環境そのものに対応していない場合であると使えないというデメリットが生じます。

有線を利用して光回線を家で利用するデメリット

とにかく開通してインターネットを利用するまでに時間がかかることと、賃貸の場合引っ越すときに現状回復などをする必要性がでてくる。また最近であるとネット環境整備という物件が多く、今までの自身で契約するネット回線工事をしない場合はモデムの返却をしなくてはなりません。

最近では利用するプランや回線状況、トラフィックの影響により最大の通信速度を利用することができなかったりもします。

まとめ

5Gサービスが開始されるタイミングで、5Gのモバイルルーター、ポケットWiFiが販売される可能性があるかと思います。もし、最近スマホを新しくして自宅にはネット回線を引いていないという方は、この5Gのモバイルルーターを検討することをオススメします。

5Gのモバイルルータがあることで、あなたのスマホが5Gになるだけでなくパソコンも5Gになります。そして今までポケットWiFiのネックでもあった同時接続時におけるトラフィック過多による通信速度の低下も心配なくなるはずです。

まだまだ、5Gサービスは開始されていないので推測の域をでませんが、どうしても今のスマホ機種で5Gを利用したい方には、この5Gモバイルルーター・ルーターで5Gを利用してみてはいかがでしょうか。