5Gに楽天モバイルが参入!格安SIMはいつから5G対応になる?

ドコモ、ソフトバンク、KDDIの3社が2020年3月末に5Gサービスを開始したことで非常に話題になりました。5Gは4Gの約100倍の速度が実現できたり、リアルタイムとの誤差がほぼ0になることから、遠隔操作の技術も加速するといわれていたりと、様々な分野での期待がされているところです。

特に、近年では1世帯に1台のスマホが約80%以上に普及しているといわれるほどインターネットが欠かせない生活、時代となっており、通信速度のさらなる改善は日常生活でも大きな影響を与えることでしょう。

そうした中、モバイル大手3社に加えて楽天モバイルも5Gサービスへの参入が決定し5Gスマホの発売も発表されました。楽天モバイルはもともと格安SIMとされておりましたが5Gサービスを開始するということで、他キャリアよりも安い料金プランと、その他格安SIMの5G対応が期待されているところです。

本記事では、楽天モバイルの5G参入についての詳細と、今後格安SIMは5G対応になるのかというところについて言及してまいります。

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楽天モバイルの5Gサービス参入は9月

楽天モバイルの5Gサービスの利用開始はもともと6月を予定していました。ところが今年3月末ごろから日本でも多大なる影響を及ぼした新型コロナウイルスの感染拡大によりサービスの利用開始が当初予定の6月末より3か月遅れになると、5月末に発表されています。

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同社によりますと、新型コロナウイルス感染症の影響で、都市がロックダウンされたためインド国内で開発を進めていたベンダーにおいて、最終的な検証・試験に遅れが発生したのだといいます。とはいえ開発の自体に影響が出ているわけではなく、ソフトウェアをネットワークで稼働させる検証をする際、通常通り検証が進められない状況であるそうです。

インドで進めていたプロセスを日本でもできるよう、5Gサービス開始に向けた取り組みは進められるとのことで、今後具体的なサービス開始時期、詳細は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、あらためて発表があります。9月末からの利用開始と公式発表があったわけではないので、断言はできませんが、おそらく6月末の予定から3か月遅れとなるということでしたので、9月末ごろになる可能性が高いと考えられるでしょう。

サービスの利用開始は遅れるものの、基地局設備の調達に遅れはなく、年度末までの5G基地局の設置計画は変更されておりませんので、サービス開始当初から多くの地域で5Gが利用できる可能性もあるかもしれません。

5Gスマホ『AQUOS R 5G』が楽天モバイルから発売

楽天モバイルの5Gサービスの利用開始の日程や、料金プランの詳細は未だ公式発表がありませんが、楽天モバイルからはすでに5G対応のスマホ『AQUOS R 5G』が発売されています。

AQUOS R 5Gとは8K動画の撮影やAi対応4眼カメラなどが特徴のシャープ製のものです。

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5G通信にはもちろんのこと、次世代Wi-Fi通信規格Wi-Fi6にも対応しており、国内向けの周波数帯にはすべて対応しておりますので安定した通信でスマホライフを楽しめると期待されています。

お値段は一括払いで117,091円、24回払いで4,878円、48回払いで2,439円(いずれも税抜き)となっており、スマホの端末自体の値段はソフトバンクなどの他キャリアとほぼ変わりはありません。また、スマホの下取りサービスなどもありますので、上記の価格よりも安価に利用できる可能性もあるでしょう。

格安SIMは5G対応になるのか

そして、現在格安SIMを利用している方も、これから料金的にも格安SIMに変更したいと考えている方も、格安SIMはいつ5Gに対応するのかという点が気になる方も多いのではないでしょうか。

ここからは格安SIMがいつ5Gに対応になるのかという点について言及してまいります。

そもそも格安SIMとは

格安SIMとは、小さいICカード『SIMカード』を使った低価格なインターネット・通話サービスを指します。格安SIM 会社が提供しているSIMカードを使ったサービスは、携帯大キャリアよりも安くインターネットや音声通話機能が利用できるため、『格安SIM』と呼ばれています。

もともと楽天モバイルも格安SIM会社の一つでしたが2020年3月3日、単一プランとともに4月8日でMNOサービス『楽天モバイル』を開始すると発表し、 基地局の整備が完了するまでの措置として、一部地域では自社通話網、他地域ではau通信網を提供するが 同年4月7日をもってMVNOサービスの新規申込受付を終了しました。

つまり、ドコモやソフトバンク、KDDIなどと並んで大手携帯キャリアの一つとなったというわけです。

格安SIMであれば今のスマホでも5G通信が利用できる?

格安SIMはSIMカードを入れ替えるだけで格安なインターネット通信、通話サービスを受けることができるとして人気を集めています。例えば現状ドコモで購入したスマホを使っていても、SIMカードを入れ替えればスマホの端末を変更、再購入せずに料金だけ下げて利用ができるようになるというわけです。

しかし、5Gを利用するためには、5G対応のスマホに変更しなければ5G通信を利用することはできません。つまり、5Gスマホを購入して、携帯電話会社で5G対応の料金プランを契約する必要があるのです。2020年の初めに販売された初期の5Gスマホのラインナップは、高性能で価格も7万円~10万円前後のスマホが中心ですが、今後は5G対応のスマホも安くなってくると見込まれています。

実際に中国で発売されている5Gスマホの中には2万円代で購入できるものもありますので、今後格安のスマホが格安SIM市場で人気になる可能性もあるかもしれません。

格安SIMはいつ5Gに対応するのか

現状で格安SIMは、3G、4G、LTEまでが対象で、いつから5Gに対応するのかという公式データは見つかりませんでした。現状格安SIMサービスを手掛ける会社は『MVNO』と呼ばれる通信会社でありドコモやソフトバンクKDDIなどの大手携帯キャリアの通信網を借りて格安にサービスを提供しています。大手3キャリアの5G対応エリアもまだ狭く、安定的にサービスを利用できる状態ではありませんので、当面間は5GのMVNOが登場することはなさそうです。

しかし、総務書腕は格安SIMの5G対応にむけての仕組み作りの議論をすすめており、今後3キャリアのサービスが安定したころに登場する可能性もあるかもしれません。

とはいえ、数か月、1~2年ですぐに5G対応ということはなさそうですので、すぐに5Gを利用したいという方は格安SIMがサービスを開始するまで大手3キャリアで購入して5Gを利用しておいてもよいかもしれませんね。

まとめ

本記事では、楽天モバイルの5G参入時期と、今後格安SIMがいつ5Gに対応するのかという点について言及してまいりました。

あくまでも可能性の話ではありますが、格安SIMの5G参入は後2~3年はかかるのではないでしょうか。というのもドコモなどの大手携帯キャリアは5Gの基地局拡大に苦戦しており、いまだ安定的に利用ができる状態ではなく、楽天もコロナウイルスの影響を受け、利用開始が遅れている状態です。

これらの主要キャリアのサービス供給が安定しなければ、しばらくは格安SIMへの通信網の提供はないと考えられるでしょう。