iPhone12を一番オトクに買う方法はMNP?

いよいよiPhone12の発売が発表されました。発売日はiPhone12とiPhone 12 Proが10月23日、iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxが11月13日となっています。この機会にiPhone12に買い替えたいと検討中の人も多いと思います。なるべく費用を抑えて、オトクに購入したいと考える人も少なくないでしょう。

費用を抑えてオトクにiPhone12を手に入れるなら、MNPがおすすめです。今回はなぜMNPがオトクなのかをご説明します。お得にMNPを行う方法にも触れていますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

 MNP(ナンバーポータビリティ)とは何?

MNP(ナンバーポータビリティ)とは、電話番号をそのままに携帯会社を変えられるサービスです。現在使用中の電話番号のまま、他キャリアや格安SIMへの乗り換えが可能になります。

新しい電話番号を連絡して、登録し直してもらう手間がかかりません。MNPはそのまま「のりかえ」と呼ばれることもあります。キャリアによってMNP予約番号の取得方法や、有効期限などが異なるので注意しましょう。

MNPに必要なもの:MNP転出手数料   

一般的にMNPを行う場合、転出手数料が発生します。MNP転出手数料はキャリアごとに金額が異なるので、契約中の会社で確認してください。手数料とは別に、契約時に定められた解約金を支払う場合もあるでしょう。

MNPに必要なもの:MNP予約番号

MNPを行う際に必要となるのが、MNP予約番号です。MNP予約番号がないと、新しい携帯会社で今と同じ番号を使うことができません。新しいキャリアと契約する前に、MNP予約番号を発行してもらいましょう。

MNPの注意点:有効期限

MNP予約番号には、有効期限が設けられています。一般的には15日で有効期限が切れてしまいます。期限が切れる前に新しいキャリアで契約手続きを済ませましょう。もし有効期限が切れた場合には、MNP予約番号を再発行してもらう手続きが必要になります。

MNPの注意点:申し込み手続き

申し込み先の携帯会社によっては、MNP予約番号の有効期限が残り少ないと受付できないケースもあります。たとえば有効期限が10~12日程度残っている場合に限り、申し込み可能という通信事業者もあるようです。乗り換えを検討しているキャリアの条件を事前によく確認して、スケジュールを組むようにしてください。残り日数が短いとダメな場合には、あまり早めにMNP予約番号を取得しないのもポイントです。

iPhone12シリーズの価格を比較!

iPhone12シリーズは歴代iPhoneで最多となる四種類のモデルが用意されています。価格や性能的に見ると、大きく二つに分類できます。

・下位モデル:iPhone 12 mini、iPhone 12

・上位モデル:iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max

各モデルによって発売日、予約開始日、値段が異なるので、間違えないように覚えておきましょう。

  予約開始日 発売日 価格
iPhone 12 mini 11月6日 11月13日 74,800円〜
iPhone 12 10月16日 10月23日 85,800円〜
iPhone 12 Pro 10月16日 10月23日 106,800円〜
iPhone 12 Pro Max 11月6日 11月13日 117,800円〜

 

iPhone12をお得に乗り換えるMNPの方法とは?

iPhone12をお得に購入するなら、MNPによる乗り換えがおすすめです。どうしてMNPがお得なのかは後ほど説明させていただきます。まずは大手3キャリアのMNP方法について、見ていきましょう。

他社からドコモへMNPする

まずは他社スマホからドコモのスマホにMNPする手順を確認していきましょう。他社からドコモに乗り換えてiPhone12を購入する方法は以下の通りです。

①ドコモでiPhone12を予約・購入する

②契約中キャリアでMNP予約番号を取得する

③ドコモショップorオンラインショップで乗り換え手続きを行う

ドコモに契約を乗り換える時には手続きが必要です。手続きはドコモショップまたはドコモオンラインショップで行いましょう。

  オンラインショップ ドコモショップ
頭金 0円 数千円程度
事務手数料 0円 2~3,000円程度
送料 2,750円以上で無料
対応の時間帯 24時間 店舗により異なる
待ち時間 店舗により異なる

金銭・時間的に考えると、オンラインショップを利用する方がお得と言えるでしょう。 

ドコモから他社へMNPする

契約中のドコモを解約して、他社に乗り換えてiPhone12を購入する場合についても説明します。乗り換える場合の手順は以下の通りです。

①iPhone12を予約・購入する

②ドコモでMNP予約番号を取得する

③乗り換え先のショップで契約手続きを行う

より細かい手順は契約先の会社によって異なるので、詳細は各社のホームページを参照するようにしてください。

他社からauへMNPする

auでMNPする場合の手順は、基本的にドコモの時と変わりません。以下の手順でMNP乗り換えを行ってください。

①auでiPhone12を予約・購入する

②契約中キャリアでMNP予約番号を取得する

③auショップまたはau online shopで、MNP乗り換え手続きを行う

auの場合も店舗かオンラインショップで手続きが行えます。手続きする場合、待ち時間・24時間対応のau online shopがおすすめです。もちろん金銭的にも割安で済むでしょう。

  オンラインショップ auショップ
頭金 0円 数千円程度
事務手数料 0円 2~3,000円程度
送料 2,500円(税抜)以上で無料
対応の時間帯 24時間 店舗により異なる
待ち時間 店舗により異なる

 

auから他社へMNPする

auを解約して他社に乗り換え、iPhone12を購入する手順は以下の通りです。なおauのMNP予約番号の有効期限は、取得日を含めた15日間となっています。

①iPhone12を予約・購入する

②auでMNP予約番号を取得する

③乗り換え先のショップで契約手続きを行う

他社からソフトバンクへMNPする

他社からソフトバンクへMNPする時の手順も、ドコモやauと大きく変わりはありません。他のキャリアと同様に、以下の手順で行ってください。

①ソフトバンクでiPhone12を予約・購入する

②契約中のキャリアでMNP予約番号を取得する

③店舗またはソフトバンクのオンラインショップで、MNP乗り換え手続きを行う

ソフトバンクも実店舗とオンラインショップでMNPに対応しています。時間に余裕がない人、待ち時間を作りたくない人、手数料などを節約したい人は、オンラインショップを利用するといいでしょう。

  オンラインショップ auショップ
頭金 0円 3,000円~10,000円程度
事務手数料 0円 3,000円円程度
送料 5,500円以上で送料無料
対応の時間帯 24時間 店舗により異なる
待ち時間 店舗により異なる

ソフトバンクから他社へMNPする

ソフトバンクを解約して他社に乗り換え、iPhone12を購入する手順は以下の通りです。ソフトバンクのMNP予約番号の有効期限は、取得日を含めた15日間となっています。効期限が切れた場合は、MNP予約番号は無効となり、再発行が必要となります。

①iPhone12を予約・購入する

②ソフトバンクショップまたはMy SoftBankにて、MNP予約番号を取得する

③乗り換え先のショップで契約手続きを行う 

MNPでのiPhone12購入が安くなる理由とは?

これまで各キャリアのMNPについて解説してきました。電話番号そのままで他社スマホに乗り換えができるMNPは便利ですが、どうしてiPhone購入が安くなるのでしょうか。その理由について、最後にご説明したいと思います。

iPhone12シリーズは、iPhone初となる5G対応スマホです。2020年は5G元年ということもあり、5Gスマホを対象としたさまざまなキャンペーンが行われているのです。たとえば以下のようなキャンペーンが行われているので、iPhone購入費用が安くなるでしょう。

ドコモの5G WELCOME割

ドコモで5G対応機種を購入すると、価格が5,500円~22,000円割引されるキャンペーンです。『iPhone 12』と『iPhone 12 Pro』も対象になっており、どちらも22,000円割引が適用されます。かなりお得に、費用を抑えてiPhone12を購入できるでしょう。

ドコモの端末購入割引

ドコモのスマホにMNPした場合に対象となる割引キャンペーンです。対象機種を購入すると、なんと最大20,000円の割引が適用されます。多くのiPhoneが割引対象になっており、今後はiPhone12も入るのではないかと予想されています。

ドコモの下取りプログラム

ドコモの下取りプログラムではスマホを下取りに出すと、機種や保存状況に応じてdポイントが付与されます。付与されたdポイントはスマホ代金の支払いにも使えるので、かなりお得になるでしょう。

au Online Shop お得割

au Online Shopで対象端末を購入すると、購入費用が最大22,000円割引されるキャンペーンです。2020年10月16日より「iPhone 12 Pro」「iPhone 12」も対象機種に追加されました。どちらもMNPの場合、最大22,000円の割引が適用されます。

auの下取りプログラム

auの下取りプログラムも、MNPの際に利用できます。下取り代金はau WALLETポイントとして還元され、1ポイント1円で機種変更時の割引に使えます。下取り対応機種は幅広く、以下が対象となっています。

・iPhone

・Android

・ガラケー

・タブレット等

ソフトバンクの下取りプログラム

ソフトバンクで端末を購入する時、使用していたスマホを下取りに出すと、通信料金の割引を受けられるキャンペーンです。最大で60,600円分の還元が受けられます。

直接的な購入割引ではありませんが、長期的に見ればお得と言えるでしょう。MNPと機種変更で特典金額、適用条件、対象機種などが異なります。自分の場合はどんな条件や金額になるのか、事前に確認しておいてください。

まとめ

今回はiPhone12をMNPでお得に手に入れる方法についてお伝えしました。

電話番号そのままで他社スマホに乗り換えできるMNPは、再登録の手間が省けるので便利です。各キャリアはMNP向けの割引キャンペーンなどを提供しています。さらにドコモやauは、5G対応機種を対象に入れた割引キャンペーンも行っています。これらのキャンペーンを上手く利用すれば、iPhone12が安く購入できるでしょう。

ただしMNPには有効期限という注意点があります。キャンペーン内容も条件など細かく設定されています。各キャリアのホームページをよく読んで、自分がどの条件に該当するのか確認してください。