iPhone11/Pro/Pro Maxが発表されるも5G非対応!今後のiPhoneシェアはどうなる?

今回のiPhone新作については、5Gで利用できるiPhoneがもしかしたら発表になるかもしれないと、iPhoneユーザーの方は期待していたのではないでしょうか。しかし、今回発表のあったiPhone11とiPhone11Proについては5Gの利用ができないということです。

5Gチョイスとしては少し残念な気持ちですが、今回発表にあったiPhone3種類の気になる価格と機能の比較紹介と、世界におけるiPhone市場の動向について今回ご紹介してまいります。

発表のあったiPhone11とiPhone11 Pro、iPhone Pro Maxについて

今回の新作iPhonの予約注文開始は2019年9月13日(金)の午後9時からとなっています。

13日の金曜日と若干不吉な日に予約を開始しますが、早速どのような点が今までと違うのでしょうか。まずは、今回のでた3つの機種;iPhone11,iPhone11Pro, iPhoneProMaxについて比較していきたいと思います。

iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max
カラーバリエーション
画面サイズ 6.1インチ 5.8インチ 6.5インチ
カメラ デュアル12MPカメラ(超広角と広角) トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠) トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠)
容量 ・64GB
・128GB
・256GB
・64GB
・256GB
・512GB
・64GB
・256GB
・512GB
解像度

1,792 x 828ピクセル解像度、326ppi

2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi

2,436 x 1,125ピクセル解像度、458ppi
HDRディスプレイ
高さ 150.9mm 144.0mm 158.0mm
75.7mm 71.4mm 77.8mm
厚さ 8.3mm 8.1mm 8.1mm
重さ 194g 188g 226g
SIMカード デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
ビデオ再生時間 最大17時間 最大18時間 最大20時間
通信方式 ギガビット級LTE ギガビット級LTE ギガビット級LTE
MIMO対応802.11ax Wi‑Fi6 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi6 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi6

今回発表にあったiPhone11の比較をしていきますが、3つの違いは項目で太字にしている部分です。

一番見た目に違いが判るのはカメラの数とサイズの違いではないでしょうか。3つのカメラが内蔵されているのは、ProとPro Maxになります。望遠が入っているかどうかの違いですが、望遠は今や一眼レフにも劣らない性能をもつiPhoneのカメラとしては外せないところであるように思います。

さらに見た目の違いでいくと、ProとPro Maxのほうがわずかではありますが0.2mmほど薄くなっています。

またディプレイをよりきれいに鮮明にしてくれるHDR対応のディスプレイがProやPro Maxには使用されていますので、今後4Kや8Kの映像さらにはハイクオリティな写真などの表示などもしっかり対応できるようになっています。

内容量に関しても、今後データ量が増えるようなコンテンツが多くなることを見越してなのか、Pro・ ProMaxでは、64GB以降は256GBと512GBのラインナップとなっています。

iPhone 11 64GB ¥74,800(税別)
128GB ¥79,800(税別)
256GB ¥90,800(税別)
iPhone 11 Pro 64GB ¥106,800(税別)
256GB ¥122,800(税別)
512GB ¥144,800(税別)
iPhone 11 Pro Max 64GB ¥119,800(税別)
256GB ¥135,800(税別)
512GB ¥157,800(税別)

価格は、上記のようになっています。

下取りのiPhoneがあれば、もう少し安くで購入することができるようですが、消費税が上がる前に購入しておきたいところです。

iPhoneは新商品で巻き返しを図ることができるのか

出典:statista

今回5G対応の新商品がでなかったことは、世界的にみるとやはり韓国のSamsungなどと比べるとスマホ市場におけるシェア率というのはおとしえていくことになるのではないでしょうか。

2012から2019年までのアメリカにおけるOSのシェア率を比較したときに上記グラフから読み解くに2018年8月を底に、回復の兆しとみせています。

出典:DeviceAtlas

一方で世界的に利用されているるOSを比較してみると、このような形になってきています。さらに、Androidの2018年と2019年の数を比較するデータをご覧ください。

これをみると日本はAndroidの台数がかなりのスピードで伸びていることがわかります。

一方で、iOSの伸びを比較するとどうでしょうか。このグラフからiOSつまりiPhoneの利用者が日本では減ってきているということが見て取れます。また世界的にもiPhoneユーザーが減ってきていることがみてとれます。

まとめ

今回発売が発表されましたiPhone11、iPhone11 Pro,iPhone Pro Maxと3機種ありますが、いかがでしたでしょうか。望遠や広角、そしてHDRディスプレイはかなり魅力的なところです。一方で高価な値段がするものですが、5Gが今後広がりを見せるなかでのこの非対応の機種がどこまで世界シェアを獲得していけるのでしょうか。

世界的にじわじわとシェアをなくしつつあるiPhoneですが、このiPhoneの売れ行きによって世界が5Gによせる関心を図ることができるかもしれません。