KDDIの『北海道』5G対応エリアまとめ(3月末時点)

KDDIの5Gサービスの開始は3月26日からであると発表されました。これにより、多くのauユーザーや5Gサービスをきっかけに乗換を考えている方などは5Gのサービスエリアは一体どこなのかというところが気になっているのではないでしょうか。
しかし、KDDIの5Gエリアマップを見ても実際どこが対応しているかなど、あまりよくわかりません。そこで今回は、現時点で出ている表示をもとに、できる限りわかりやすく『北海道』の5G対応エリアについてお伝えしていきたいと思います。
【北海道】3月末から使える5G対応エリア
北海道で3月末から早速5Gが利用できるとされている区域は下記になります。
施設・スポット名 | 詳細 |
北海道河西郡更別村字更南 | 一部 |
北海道河西郡更別村字更別 | 一部 |
北海道で5Gが利用できるのは、上記河西郡2か所のようです。詳細なスポットが出ておりませんので、その付近としか言いようがなく少し分かりにくくなっています。
【北海道】4月以降から5Gに対応予定のエリア
ここからは、4月以降に順次5G対応エリアになると予定されている部分を見ていきましょう。
北海道河西郡更別村
北海道で唯一、KDDIのサービス開始当初から5Gエリアとして発表されているのがこの『河西郡』です。4月以降はどのように展開予定なのでしょうか。
赤い円の部分が4月末以降に5Gサービス開始予定のエリア、黄色い部分が今夏以降のエリアになります。上記の画像ですと分かりにくいので、『昭和区』と記載のあるエリア付近と、236号線付近のエリアをそれぞれ拡大してみていきたいと思います。
『昭和区』と表示のある部分を拡大してみました。4月末以降に5G通信が利用できるエリアは地図上の『岡田農場』付近のようです。
一方、上記は236号線付近の5G対応エリア拡大図です。こちらは更別村ふるさと館付近が4月末以降、それを囲うように夏以降順次エリア化といったところでしょう。
おそらく、3月末から利用が開始される河西郡の2つのエリアは、上記画像の赤い円の部分よりも更にまた小さいスポットであると思われます。きわめて限定的です。
北海道札幌市
続いて、北海道の県庁所在地、札幌市です。今夏開催予定の東京オリンピックの『マラソン』の開催地でもあり、多くの旅行者および外国人観光客が訪れることが予想されます。
今のところ、4月末以降に5Gサービスを開始する予定のエリアはなく、札幌は今夏以降の予定のようです。
もう少し拡大してみます。
時計台付近や、さっぽろ駅、バスセンター付近やすすきの駅付近が今夏以降順次エリア化予定となっています。KDDI公式サイトの5Gエリアマップは、最大で上記画像の大きさまでしか拡大が出来ず、詳細な場所を確認することができませんでした。
北海道旭川市
旭川市は『旭川市旭山動物園』や『雪の美術館』など、札幌と同様に北海道の恰好スポットとして有名な市でもあります。そんな旭川市のKDDIにおける5G対応エリアの詳細を見ていきましょう。
ここにきて、赤(4月以降開始)のエリアが広くなりました。
更に拡大してみます。
JR旭川駅を大きく囲んで4月末から5Gサービス開始、常盤公園付近、四条通付近は今夏以降のサービス開始となりそうです。
観光スポットでもある『あさひかわ北彩都ガーデンセンター』もすっぽり5Gエリアとして囲まれています。
まとめ
北海道で3月の利用開始と同時に5Gサービスエリアの対象になっているのは河西郡更別村字更南の一部と河西郡更別村字更別の一部です。
4月以降は3月からのエリアを少々拡大したエリアと、旭川駅付近、今夏以降に札幌市の時計台付近を中心に順次拡大していく模様です。
上記の地図でもわかるように、KDDIにおける5Gエリアは点在的でエリアというよりは『5Gスポット』として認識しておいたほうが良いかもしれません。更に、5Gは電波の特性上、屋内に電波が飛びにくく、場合によってはエリア内であったとしても4GLTEに切り替わってしまう可能性もあります。
また、KDDIは今夏以降、全都道府県の主要都市に5Gを展開し、2021年3月末までに1万局、2022年3月末までに2万局今日の基地局を稼働させる予定ではありますが、基地局の構築や電波を飛びやすくする仕組み等の構築という課題も残っていますので、今後数年間ですぐに5Gに切り替わるわけではなさそうです。
とはいえ、KDDIの高橋誠社長は『2022年末までには4GLTEと同等のエリアに持っていきたいとの方針を示していますので、今後の動向に期待しましょう。