ドコモが5Gサービスプランを公式発表!スマホにおける利用料金や端末、5G対応エリアの詳細は?

先日のソフトバンクの5Gサービス発表に追従して、本日NTTドコモ吉澤社長より5Gサービスについて発表がありました。5G対応の6つのスマホ発売とともに3月25日から各種サービス開始ということで期待は高まるばかりですが、発表されたサービス内容や料金体系が気になるところです。

特に、5Gの高速大容量の通信は映像だけでなくゲームやスポーツ観戦にも新たな革命を起こすとアナウンスされています。

本記事には今回ドコモが発表した5Gサービスについての詳細をまとめました。

ドコモの5Gサービスはギガホ、ギガライトを無期限で展開

昨年末にドコモがギガホのデータ容量を60GBに増量したことで話題になりました。来る25日から商用サービスが開始される『5Gギガホ』『5Gギガライト』の2プランが展開されます。

『5Gギガホ』は通話基本料とデータ定額こみで月額7650円、複数回線割の『みんなドコモ割』や固定回線セット割の『ドコモ光セット割』、dカード利用で170円引きの『dカードお支払い割』などが適用され、契約開始から6か月は1000円引きのキャンペーンも実施されます。これらすべての割引を適用すると月額4480円での利用が可能になります。

一方『5Gギガライト』は最大月7GBまでの段階制プランで、下記の料金が詳細になります。使い方にあったプランを選択することでよりお得に5Gサービスを利用することができそうです。

1GB:1980円

3GB:2480円

5GB:2980円

7GB:3980円

『5Gギガホ』および『5Gギガライト』の2つの5G通信サービスについてはいずれも3月25日から、無期限でサービス展開予定です。

ドコモ、5G通信スピードは4Gの約10倍

ドコモがこれまで展開してきた4Gの最大通信速度は受信時430Mbps、送信時62Mbpsでした。一方今回ドコモが発表した5Gの最大通信速度は、受信時4.1Gbps、送信時480Mbpsであり、4G通信の約10倍の通信速度が実現されるということになります。

ちなみにドコモの5G通信プレサービス時の最大通信速度は、受信時3.2Gbps、送信時202Mbpsでしたので、プレサービス時よりも今回の本格的なサービス開始時のほうが倍近い通信速度を体験できるということになるでしょう。

ドコモは今後も5G通信のエリア展開と合わせて通信速度の向上にも力を入れていくとのことです。

ドコモの5Gサービスの特典内容について

高速大容量かつ低遅延というハイスペックなインターネット通信が可能になるということで、巷では映像分野やゲームなどに好影響をあたえるとアナウンスされてきました。今回ドコモが発表した5G通信の特典サービスも、それらをはじめとしたサービスが中心で、大きく分けて下記4点に分類されます。

・音楽・ライブ
・ゲーム
・映像
・スポーツ

ここからは4点およびその他の特典内容についても詳しくご紹介したいと思います。

『音楽・ライブ』新体感ライブCONNECTで5Gを体感せよ

『新体感ライブCONNECT』は、音楽ライブ等の生放送、および見逃し配信において8Kの高精細映像をVR視聴、マルチアングルからの視聴ができるサービスになります。マルチアングル機能を活用することで、まるでライブの最前列にいるような臨場感あふれる体験ができるようになります。

 

『ゲーム』クラウドゲームコンテンツは3月18日から

5Gの高速かつ大容量の通信は、ドコモがサービス展開をする『Dゲーム』にも革新をもたらします。これまでのゲームは、パッケージを購入したりダウンロードをしたりする必要がありましたが、クラウド上に配信されたゲームをスマホで簡単にプレイすることができるようになります。このサービスは、本日3月18日から提供が開始され、本日時点では『信長の野望・創造withパワーアップキット』や『英雄伝説 空の軌跡FC』など12タイトルがラインナップされています。

更に今後は100を越えるゲームコンテンツの提供を予定しており、中にはクラウドゲームとして国内初提供となる『真・三国無双8』『ファイナルファンタジーXV』も含まれるということです。特に、『真・三国無双8』においては4Kバージョンとして4月から提供開始、『ファイナルファンタジー』は5月の配信を予定しています。

自宅に限らず、場所を選ばないオンラインゲームは5Gスマホで実現されます。

『映像』にVRという革新を与える5G

映像視聴においては、ディズニー『アナと雪の女王2』のVRショートストーリーを国内ではドコモが独占提供をする予定です。このVR配信は、全国102店舗のドコモショップにて視聴ができるようになり、5Gスマホを持っていなくても店舗に行くことで身近に5GおよびVR映像視聴の体験が可能になります。

また、Dアニメストアでは、スマートフォンの自動画面回転機能を利用して、縦と横で映像が切り替わる「タテヨココンテンツ」を提供。画面を横にすると東京事変のミュージックビデオ、縦にすると神風動画制作のアニメーションが視聴できる映像を第一弾コンテンツとして用意されているそうです。

『スポーツ』観戦もJリーグ、Tリーグと提携で5Gサービス展開

最後、スポーツ領域ではJ1の鹿島アントラーズと提携し、マルチアングル視聴とスタッツの提供が行われます。5Gによる新たな観戦サービスとしてJリーグの再開後に速やかにスタートさせる予定であるということです。

また、Tリーグと映像配信にかかる契約を締結し、Tリーグの各種プロモーション活動への協賛に加え、5Gやマルチアングル、360度カメラ、XR、Aiハイライトなどの最先端技術を活用した取り組みを行います。

5Gスマホのみでの体験にとどまらず、スポーツ分野や映像分野では店舗や施設に足を運ぶことで気軽に5Gサービスを体感することができそうです。

ドコモから発売の5G対応スマホは6種類

ドコモから発売予定の5G対応スマホは下記6種類となります。

・『Galaxy S20 5G SC‐51A 』

・『AQUOS R5G SH-51A

・『LG V60 ThinQ 5G L-51A』

・『Xperia 1 II SO-51A』

・『Galaxy S20+ 5G SC-52A』

・『arrows 5G F-51A』

ここからはドコモから発売される5G対応スマホ6機種の詳細についてご説明していきます。

『Galaxy S20 5G SC‐51A 』

【発売日】3/25
【特徴】約6400万画素の望遠カメラ搭載、8K動画撮影
【通信速度】受信:3.4Gbps 送信:182Mbps

AQUOS R5G SH-51A

【発売日】3/25
【特徴】8K動画撮影、被写体を自動追従するズーム再生機能
【通信速度】受信:3.4Gbps 送信:182Mbps

『LG V60 ThinQ 5G L-51A』

【発売日】4月下旬以降
【特徴】2画面のマルチタスクでの画期的な操作が可能、片方の画面がゲームコントローラーに。
【通信速度】受信:3.4Gbps 送信:182Mbps

『Xperia 1 II SO-51A』

【発売日】4月下旬以降
【特徴】トリプルレンズカメラ、世界初1秒間に最高20コマの高速連写が可能
【通信速度】受信:3.4Gbps 送信:182Mbps

『Galaxy S20+ 5G SC-52A』

【発売日】5月下旬以降
【特徴】6.7インチ大画面、大容量電池
【通信速度】受信:4.1Gbps 送信:480Mbps
【備考】2020年東京オリンピック限定の『Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition』も6月以降発売予定。カラーはオリンピック選手にも配布される金色

『arrows 5G F-51A』

【発売日】6月下旬以降
【特徴】指紋認証でアプリの高速起動が可能に、カメラはシャッターを切るだけで明るさなどの自動補正が可能
【通信速度】受信:4.1Gbps 送信:480Mbps

これら6つの5G対応スマホに合わせて、5GやWi-Fi6に対応したWi-Fiルーター(5月以降発売予定)や、マジックリープ(5月以降発売予定)等も発表されました。

スマホお返しプログラムはドコモユーザー以外も対象に

また、5Gの普及を促進させるため、5Gウェルカム割として、スマホお返しプログラムはドコモユーザー以外にも対応するとのことです。

特に5G端末はこれまでの端末と比べて、通信技術をはじめとした新しい技術が搭載されている以上、価格は当然のことながら高くなってしまいます。それを少しでもおさえ、求めやすい価格になるよう、5Gスマホにも『スマホお返しプログラム』が適用されます。

ドコモユーザー以外も適用が可能ですので、5Gスマホを安くで購入したいという方もドコモであればそれがかなえられそうですね。

ドコモの5G対応エリアは限定的?今後の予定は

5Gサービスがいよいよ商用化を迎えるわけですが、もちろん5G対応エリアでないと5G通信を体感することはできません。そこで気になるのがドコモの5G通信のエリア展開についてです。

サービス開始当初の5G対応エリア

ドコモの5G通信のサービスエリアはマップとしてではなく、スポットとして公開されています。オリンピックで利用されるスタジアムやJRの駅、観光・商業施設など全国150箇所500局のみです。しばらくは『5Gは特定のスポットに行って使うもの』というイメージになるでしょう。

5Gは結局どこで使える?ドコモの5G基地局都道府県別まとめ(3月末時点)

2020年6月までに5G通信全国エリア化

とはいえドコモは2020年6月までに全都道府県に5Gエリアを展開し、2021年3月までに500都市で展開予定とのことで、その後基地局設置のペースを早め2021年6月までには1万基地局、2022年3月末までに2万曲を目指しているということです。更に2023年には5G基盤展開率97%を目標としているといいます。

まとめ

ソフトバンクの発表に続いてドコモが5Gサービスを発表したことにより、日本でもいよいよ待ちに待った5G通信が実用化されるという実感がわいてきます。

ソフトバンク同様ドコモもサービス開始当初は5Gを体感できるエリアが限られてくるものの、速度もサービス開始当初から4Gの10倍、その他特典も満載のドコモ5Gには大きな期待ができそうですね。また、ドコモは今年6月までに5Gのエリアを47都道府県に広げていく予定であるとされています。当初の予定より2年弱前倒しでのエリア展開で、5G通信の需要が様々なところにあることから、早急5Gエリア展開に対応していくとのことです。

これは特に、ドコモが目指す5Gの世界として、スマホを利用する一般ユーザーに限らず企業などの法人への5Gサービス提供も視野に入れているからという可能性が高いです。ドコモが展開する法人向け5Gソリューションについては後日の記事で詳細に解説いたします。

5Gをいち早く体感したい方はぜひ、今春発売のスマホをご購入されてみてはいかがでしょうか。快適なネットライフが待ち受けていることでしょう。