嵐から『大合唱』に参加のお誘い!?5Gで縮まるアーティストとの距離

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でエンターテイメント業界がすっかり元気がなくなっているように見ていた現在、国民的人気アーティストの『嵐』が、5Gを利用したバーチャル大合唱を行い、ファンとの距離を縮めました。

5Gは高速、大容量の通信が可能になることから、モバイル通信の域を越え、多くの業界で有効的に利用されるであろうと期待されています。それはエンターテイメント業界も同様で、リアルタイムとの誤差がなくなることから、5Gを利用することでどこからでもアーティストとつながることができたり、インタラクティブなやり取りができたりと、ますますファンとの距離を縮めることになるでしょう。

本記事では、今回ソフトバンクと嵐による5Gプロジェクトから、今後のエンタメにおける5G活用の可能性について言及してまいります。

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【嵐×ソフトバンク】の5Gプロジェクト

嵐(大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤)は8月5日、都内で開催された『ソフトバンクと嵐の5Gプロジェクトに関する発表会』に、5人揃って登壇しました。嵐が公の場に出るのは紅白歌合戦以来のことで、今年で一旦活動休止としている中、東京オリンピックも延期になり、嵐を見る機会が減っていたとこぼしていたファンにとってはうれしい機会だったのではないでしょうか。

同イベントでは、5G時代ならではの臨場感溢れる視聴体験を実現するコンテンツ配信サービス『5G LAB』において、嵐のコンテンツを配信すると発表し、8月7日から5G LABの「FR SQUARE」に、8月14日から「VR SQUARE」にそれぞれ追加するとしています。いずれのコンテンツも、12月31日まで配信する予定です。

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5Gでlove so sweetをバーチャル大合唱

『5G LAB』のサービス核となるのは、嵐の5人がファンとバーチャルで大合唱する『バーチャル大合唱』です。具体的にはファンがそれぞれ自宅などで嵐の楽曲『Love so sweet』を歌唱し、その映像がバーチャル空間に配信され、中央のステージにいる嵐5人と大勢のファンが一緒に合唱するというものになります。

音楽映像などを好みの視点を選んで視聴できるという特徴を生かし、5G バーチャル大合唱で制作した映像が『FR SQUARE』にコンテンツとして追加されます。視聴者は、お気に入りの嵐のメンバーだけが映っている映像を見ることが可能です。

 

 

『VR SQUARE』とは

VR SQUAREとは、VRゴーグルを装着することで、臨場感のあるコンテンツが視聴できる特徴を生かし、嵐のメンバー5人に囲まれているような体験ができるサービスです。視聴者は、360度見回すと嵐がまるで目の前で『Love so sweet』を歌って踊っているかのような体験ができるといいます。

なお、このコンテンツはスマホモードに対応しているため、VRゴーグルなしでも楽しむことが可能です。

嵐のメンバーが5Gでやりたいこと

5Gは高速、大容量の通信が可能になることから、今までよりも更に人々とのつながりがネットを通して強くなることが考えられ、企業などはもちろんゲームやエンタメの業界でもこうして『0距離』を実現することが可能になってきています。

同イベントでは、嵐5人がそれぞれ5Gでかなえたい夢も語りました。

二宮和也は5Gを利用したドローンを利用してみたいとし、遠隔地でも低遅延で高速通信を実現する5Gであわよくば自分自身も運んでほしいと語り、大野智は、世界各地の風景を5Gで通信し、その日その時の気分で場所を移動できる、誰も体験したことのないキャンプをしてみたいと語りました。

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また、トレーニングの一環としてキックボクシングに取り組んでいるという相葉雅紀は、5Gを利用して、離れた場所にいる対戦相手とVRで対戦してみたいとし、5Gが医療の分野で期待されているというところに着目した櫻井翔は5Gを利用することによって身近で診療を受けられる新しい診療の形に期待を寄せています。

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最後松本潤は、日々のトレーニング以外にもロッククライミングやマラソンなどの場面で、VRでまるでその場にトレーナーがいるかのように指導を受けてみたいとコメントしました。

嵐のコメントからも如何に5Gが様々な業界に革新を起すのかということがわかるのではないでしょうか。

『5G LAB』はソフトバンクユーザー以外もOK

今年いっぱいで一旦活動を休止する嵐を一目でも多く見たいと思う方は、きっとソフトバンクユーザーだけではないでしょう。

このソフトバンクが提供する『5G LAB』は、ソフトバンクユーザーに限らずその他キャリアでも利用することができます。また、5Gと比べて少々臨場感は劣るかもしれませんが、4Gでも利用できるのだそうです。

利用料金は無料で多視点で合唱を視聴できるFRコンテンツは、5G LAB内の『FR SQUARE』で8月7日~12月31日まで視聴可能、メンバーの近くでライブ体験できるVRコンテンツは『VR SQUARE』で8月14日~12月31日まで体験できますので、ぜひ体験してみてください!

ウィズコロナ時代のエンタメの楽しみ方

冒頭でも申し上げた通り、新型コロナウイルス感染拡大の影響によってエンターテイメント業界では多くのイベントが中止、もしくは延期となっており、コンサートやライブイベントなどが開催できないことで、不満に思っているファンも少なくないのではないでしょうか。

特に、一旦は感染者が減っていた時期もあったものの、今回のお盆休みを目の前に更に感染者が増え、一部の地域では独自の緊急事態宣言が発令されるほどです。

『新しい生活様式』が推奨されるウィズコロナ時代では、3密を要するエンタメイベントや、その他アーティストとの交流イベントについては、自粛、もしくは制限が設けられています。そうした中、5Gを利用することでどうにかエンターテイメントに新しい風を吹かせることができないものか、考察してみました。

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5Gを利用したファンイベント

まず考えられるのは、5Gの高速通信を利用したファンイベント、ファンミーティングなどです。通常こうしたイベントでは、会場を設けて行うのが一般的です。しかし、現状コロナウイルスの感染拡大防止対策の観点から、一度に大勢の人を集めてイベントをおこなうことができませんので、5Gの高速通信を利用して、よりインタラクティブなやり取りができるようになります。

推しカメラでの遠隔ライブ視聴

また、5Gでは、多視覚から映像を見ることができるようになるとされています。ソフトバンクが提供する『5G LAB 』も同様ですが、視聴者が自分の好きな角度から好きなアーティストを追っかけのように視聴できることで、テレビや生では見ることのできないアーティストの意外な一面を見ることができるようになるでしょう。

VR配信

また、今回のソフトバンクのプロジェクトのようなVR企画も増えてくるようになるかもしれません。尤も、嵐は今年までの活動であることから、コンサートが開催できない中でも最後らしくファンとの思いでをたくさん作ることができるようなイベントを設けてくることでしょう。

そうした中でもVRによる動画配信などは欠かせないのではないでしょうか。ひいては、ソフトバンクのプロジェクトから、第二弾、第三弾、と続いていく可能性も大いにあるでしょう。

まとめ

嵐が5Gソフトバンクとともに5Gプロジェクトを盛り上げたことで、これまで5Gについてよくわからなかったという方も、興味を持つことができたのではないでしょうか。

嵐については、今年いっぱいで活動休止となります。コンサートやイベントの類を年内に開催することはもしかすると厳しいかもしれませんが、5Gやそれに伴うVR等の技術を活用することで、エンターテイメント業界に新しい風を吹かせて鮮やかに去っていくことに間違いありません。

新型コロナウイルスの影響で、なかなか人と会うということを以前のように気軽に行うことができないわけですが、5Gなどの最新テクノロジーを利用すれば、例えバーチャルでもまるで隣にいるような、臨場感のある、新しいコミュニケーションをとることができます。ぜひ、『5G LAB』を体験して、5Gの魅力や、エンターテイメントの可能性を直に感じてみてはいかがでしょうか。