5Gで実現するリモートデスクトップ!5Gでサクサク通信でストレスなし

5Gを利用することで多くの業界でインターネット通信が利用されることになり、5Gの高速で大容量の通信を生かすことで革命を起こすといわれています。
特に現在は『場所を選ばない多様な働き方』を推進する『働き方改革』なども打ち出され、インターネット通信と縁がなかった企業もインタネット通信の恩恵を受けるきっかけとなっているところです。しかし、働き方改革の働き方ではいつどこでも業務システムへのアクセスを求められるため、スマートフォンやタブレットがPCを代替するようになったのですが、それでは生産性という観点では、スマホやタブレットはPCに及びません。結局は『会社に行かなければ業務システムが利用できない』といった問題も起こりました。
そこで新たに期待され始めているのが『リモートデスクトップ』です。近年様々なところで『リモート化』が叫ばれている今、5Gによって『リモートデスクトップ』はどのように進化し、働き方改革にどのような好影響を与えるのでしょうか。
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リモートデスクトップとは
そもそも、リモートデスクトップとは簡単に言いますと離れた場所からPCを遠隔操作することができるシステムのことです。コンピュータのデスクトップ画面を、
働き方改革では、自宅やサテライトオフィスなど様々なところでオフィスワークができる環境を整えていく必要がありますので、今後はリモートデスクトップの利用がますます広がっていくことになるでしょう。
5Gとリモートデスクトップの進化について
とはいえ、これまでも働き方改革やリモート化は徐々に広がりつつあった話題でした。最近になってさらに話題に上っている理由としては1つは、新型コロナウイルスにより在宅ワークを取り入れる企業が増えたこと、そして2つ目は『5G』という新たな通信規格が利用できるようになったことです。
従来まではリモートデスクトップを利用して、遠隔で業務を行おうとしても、4G回線やWi-Fiのネットワークに遅れが生じ、なかなか思うようにサクサクと作業ができないといったことがありました。その点、5Gはリアルタイムとの誤差がほぼゼロになるといわれていますので、5Gを利用することによってリモートデスクトップがさらに利用しやすくなるというわけです。
業務の効率もアップすることで、オフィスのリモート化がさらに推進されていくことになるでしょう。
5G対応のPCのメリット
このように、リモートデスクトップに5G通信を利用することで、リモートワークや在宅ワーク等がよりよい環境で行うことができるようになるとされています。
では実際業務におけるPCが5G対応になることによるメリットは、リモートでの作業がはかどる以外にどういった事項があげられるのでしょうか。下記に解説してまいります。
ファイル伝送等を瞬時に行うことができる
前述にもあるように、5Gは高速で大容量の通信が可能であるため、ファイルの伝送およびアップロードやダウンロードが瞬時に行えるようになります。例えば顧客とのやり取り、従業員間のやり取りなどでファイルが瞬時に開くことができるようになれば、作業効率が上がることが予想できるでしょう。
オンライン会議がストレスなく行える
特にリモートワークともなれば、同僚や上司とのやり取りはすべてオンライン上になるはずです。普段のやり取りにとどまらず、定期的な会議などもオンライン化することになるでしょう。そうした時に、現在の通信環境では一部声が聞こえなくなってしまったり、見ていた画面が止まってしまったりした経験がある方も多いのではないでしょうか。
その点、5G対応のPCを利用してオンライン会議などを行うことで、画像や音声が途切れることなく通信をすることができるようになるので、ストレスなくオンライン会議を行うことができるようになります。
外部とのやり取りも快適に
また、今後は外部とのやり取りなどもオンライン上に移行していくことが予想されます。そうすると、通信がうまくいかない環境でオンライン商談をおこなっても、うまく契約に結び付かない可能性もあるでしょう。しかし、5G対応のPCを利用することで、外部とのオンライン商談や、やり取りなどもスムーズに行うことができるようになり、やり取りにおける相手のストレスなどもなくなることから企業自体の印象が良くなることにつながる可能性もあります。
5G対応のPCのデメリット
とはいえ、PCが5G対応になることによるデメリットももちろん存在します。
というのも、PCが5Gに対応することにより、ダウンロードやアップロード、遠隔とのやりとりがスムーズになることで、これまでのアプリのダウンロード数などの工数に比べて圧倒的に母数が増えることが予想されるわけです。また、リモートデスクトップ等によるリモートワークで、遠隔とのやり取りも増えることになるでしょう。
こうした、母数が増えれば増えるほど、利用するPCが増えれば増えるほど、ウイルスに攻撃される可能性が高くなってしまいます。現行のPCやアプリケーション、データ保護策では十分でなくなるかもしれないのです。
特に、5Gと4Gではパラダイムが異なるため、インターネットの利用におけるルールが大きく変わる可能性もあり、IT管理者は5Gの基地局からの距離の問題やネットワーク事業者ごとのサービスの違いなど5G勧れの技術やサービスに関する知識を多く蓄えておかなければなりません。
つまりは、5G対応のPCを利用するには、セキュリティ面に細心の注意を払って利用していく必要があるという点がデメリットとしてあげられる事項であるということです。
まとめ
時代の流れ的にも、働き方改革としてリモートワークや在宅ワーク等は近年少しずつ多くの企業に浸透してきておりましたが、2020年4月以降、新型コロナウイルスの影響か、中小企業庁によると全国の企業のうち約7割が在宅ワーク等を取り入れたといいます。
バタバタと導入されたリモートワークや在宅ワークのなかで、通信環境に不満ややりにくさを覚えた従業員も少なからずいらっしゃるはずです。
今後は通信環境の部分をブラッシュアップしていくべく、5G対応のPCの導入や、リモートデスクトップの導入などが盛んにおこなわれていくようになるのではないでしょうか。