5Gスマホの携帯料金はどのいくらくらい? 日本での価格を比較予想

今のあなたの携帯電話の料金はいったいどれくらいでしょうか。格安Simなどでかなり携帯代が下がった人もいるかと思いますが、これからくる5Gのサービスはいったいどれくらいの料金で利用できるようになるのでしょうか。今回はスマホの今の料金の現状やプランから、今後5Gの料金がどれくらい上がるのかについて予想したいと思います。
Contents
3大キャリアの携帯のプランってどれくらい
まず5Gの携帯料金を予測比較するまえに三大キャリアにおけるMVOの料金を一定の基準で比較して見たいと思います。(※2019年8月時点)
ドコモ | ソフトバンク | au | |
機種 | iPhone XS | ||
メモリ | 256GB | 256GB | 256GB |
機種代 | 36回払い | 48回払い | 24回払い |
契約期間 | 2年 | 2年 | 2年 |
契約携帯 | 新規 | 新規 | 新規 |
通信量 | 30GB | 50GB | 20GB |
電話 | かけ放題 | 定額 | かけ放題 |
コラボ | 無し | 無し | 無し |
月額料金 | 12,398円 | 11,848円 | 11,744円 |
という状況です。こちらの数値はあくまでも各サイトにおける料金シミュレーションですので参考までとしてください。
ドコモに関しては最初の半年の月額料金のシミュレーションとなります。
こう比較してみると通信量を気にしないで2年間契約で比較するとほぼ変わらない感じですが、簡単なシミュレーションだけでも各キャリアにおける特徴が見て取れます。
ドコモはスマホお返しプログラムなどがあり、長期的にみると機種代への出費を抑えつつ新しいスマホへの2年後に変更しやすいプログラムが用意してあります。
一方ソフトバンクは一番長い機種の分割払いであり、しかも通信量も50GBまで使えるプランがあり通信量を気にせずに動画などを楽しむことができます。
Auは、3キャリアの中でも比較的安くかつ安定的に利用できるプラン料金体制であるといえます。
5Gの利用料金はプランにプラス1,000円の可能性
現状の3大キャリアの通信量を気にしないプランを比較しましたが、このプランに単純に1,000円上乗せされた料金が一番可能性が高いかと思います。
つまり先ほどのシミュレーションの金額にプラス1,000円とすると
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- ドコモ→13,398円ドコモ→ギガホ4480円から! 詳細はこちらに記載しています。
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- ソフトバンク→12,848円ソフトバンク→5Gサービス+1000円!! 詳細はこちらに記載しています。
- au→12,744円 ※3/23公式発表予定
という形が予測されます。
このプラス1,000円の根拠ですが、現在5Gのサービスをアメリカで提供しているVerizon は通常のプランに10ドル追加し、月額85ドル~105ドルのプランから来ています。
https://arstechnica.com/information-technology/2019/03/verizon-to-charge-10-extra-for-5g-but-wont-do-any-throttling-for-now/
実際にスピードは5Gに変えるほどあるのかということ
では実際に料金が千円上がってどこまで早くなるのか気になる点ですが、
今のプランよりも100倍速くなるようですが、システム担当者から言うと100倍の違いはもはや動画やアプリのコンテンツをダウンロードする以外、サイトの表示であれば特に変わりがないといいますが、今後予測として大量のデータ通信に合わせた映像関連のサービスが増えてくることは間違いありません。
さらに、移動通信手段であれば時間帯によって通信スピードがことなり、不便に感じている人もすくなくないのではないでしょうか。
この不便さをすっきりしてくれ、かつ動画コンテンツや大容量のいままでにない新しいコンテンツをスマホなどで見れる日も遠くないのではないでしょうか。事実、そのようなコンテンツを実証実験している3大キャリアですので、各Webサービスを展開している開発者もすでに検討、開発しているのではないでしょうか。
そうなったときにこの1,000円をどうとるかです。
どれくらいの料金が上がっても大丈夫と考えているのでしょうか
ここで前回の記事でも利用したこちらのグラフをみてみると、現状としては3大キャリアを利用する人は、57%の人が月額料金に追加して払いたくないと思っている人が半数を超えるようです。
やはり現状として1万円を超える料金を支払っている点から1000円という桁は、追加で払いたいと思っている人の大半の壁になっているのではないでしょうか。
一消費者としては、3大キャリアのプランに対して1万円以上を支払っている場合であれば、プラス700円以下もしくはプラスワンコインで5Gを使えるようにしてくれると嬉しいのが本音です。
携帯の価格は実際にどれくらいになるのでしょうか
こちらは、Verizonで販売されたGalaxy note 10ですが5G対応の端末で小売価格は$1299.99となっています。一ドル105円だとすると、単純計算すると、機種代だけで
136,499円
ということになります。これを手数料分を計算しないで24回分割払いとして計算すると5,687円です。ここに手数料を15%とすると
=(136,499円+(136,499円×15/100))/24回払い=6540.577円
となります。ということは定額プラン等の金額にプラス1000円としたときに、計算すると…ちょっと複雑なのですが
auの場合であれば先ほどの機種代の分割は3060円でしたので、プラス3000円以上となります。さらにプラス1000円ということになります。
ということは単純にプラス4000円上がる可能性があります。
まとめ
あくまで、新機種で5Gを導入した場合でしたが、5Gは今までにない新しい技術ですので当然新機種に切り替える必要があります。そうすると単純に予測するとバッファを取ると、今の料金から3000円~5000円になってしまう可能性が高くなります。つまり現状が12000円だと5Gのプランが15000円以上になってしまう可能性がでてきます。
近年、携帯代金が家計を圧迫しているというニュースを見ますが、あくまで予測ですので、このプランよりも低くリリースされることを期待します。しかし、現状格安Simを利用しているユーザーにとっては5Gに切り替えるにはかなりの決断をしなくてはいけないかもしれません。