5Gの容量無制限プランはいつまで?乗換にベストな時期を解説!

買い替え時期を説明している女性のイメージ

1人当たりの通信容量が増大している中、従来よりも高速で安定した通信が可能な、5G対応スマートフォンがすでに発売されています。
2時間の動画を3秒で読み込みできたり、大人数でのオンライン会議も可能な5Gスマートフォンは、多くの世代に注目されているでしょう。
しかし5Gの提供エリアは限定的で、全国的に5Gを利用できるわけではありません。それでは今後いつ5Gスマ―トフォンに買い替えればベストと言えるでしょうか。本記事では、現在各キャリアで開始されているキャンペーンのもと、5Gスマートフォンへのベストな乗り換え時期を予想しました。

携帯キャリア3社の5G容量プランについて

3月末にdocomo・au・ソフトバンクの3大キャリアが、5G対応スマートフォンの提供を開始しました。
全キャリアとも容量無制限プランが組まれると予想されていましたが、実際に容量無制限プランを展開しているのはauのみ。docomoは、キャンペーン期間中のみ容量無制限プランを提供している部分的容量無制限プランとなっています。

以下で3大キャリアが行っている5Gプランについて解説。キャリアごとにお得なキャンペーンを打ち出していますので確認してみましょう。

docomo

docomoでは5G容量プランとして「5Gギガホ」と「5Gギガライト」を提供中。5Gギガホでは月額料金7,650円(税抜き)で、月100GBまで使うことが出来ます。
一方の5Gギガライトプランは、月間の通信容量に合わせて1GB(3,150円)~7GB(6,150円)の料金を設定。通信量が明らかに少ないという方はこちらを選ぶと料金を抑えて使うことができるでしょう。
さらに5Gギガホであれば「データ量無制限キャンペーン」が適用。キャンペーン期間中は、月100GBの通信制限をなくし、無制限で動画も音楽も楽しめます。なお、キャンペーン期間は2020年3月25日~当面(終了時期未定)となっています。

ソフトバンク

ソフトバンクでは、契約している対象に加え、5G基本料1,000円(税抜き)で、5Gサービスの利用が可能。例えば容量月50GBの「メリハリプラン」であれば、月額8,480円(税抜き)5Gプランが使えます。メリハリプランは、SNSや動画でかかった通信容量はカウントされないので、安心して使うことができるでしょう。。

キャンペーンとしては、2020年8月31日までに「メリハリプラン」及び「5G基本料」を契約した方には「5G無料キャンペーン」が適用され、2年間5G基本料金が無料になります。

また、2020年9月1日以降は「5G 1年おトクキャンペーン」が開始。「メリハリプラン」もしくは「データシェアプラン」に加えて「5G基本料」を契約した方は、1年間1,000円ずつの割引が入るキャンペーンとなっています。

KDDI

KDDIでは、5G容量完全無制限プランとして「データMAX 5G」「データMAX 5G Netflixパック」の2プランを提供。料金は従来の4Gプランにプラス1,000円(税抜き)で5Gプランに加入できます。

また5Gプランを申込された方には「5Gスタートキャンペーン」が適用され、5G料金プランから25か月間1,000円ずつ割引されます。4Gプランと変わらない料金で、5Gを使えるお得なキャンペーンです。当初キャンペーン申し込み期間は2020年の8月31日まででしたが、期間が延長され2020年の9月30日までとなりました。

5G向け料金プランには、データMAX 5G・データMAX 5G Netflixパック・データMAX 5G ALL STARパック・ピタットプラン 5Gの4つのプランが展開されています。

》5Gスマホへの買い替え時期をキャリア毎にご紹介!

5Gスマートフォンに乗り換えるのにおすすめの時期

3大キャリアともに、5Gプランが4Gプランと変わらない料金で利用できるお得なキャンペーンを実施しています。しかし現時点における5Gの提供エリアは、限定的であり、5Gスマートフォンに切り替えるタイミングを迷ってしまいますよね。

しかし乗り換えとしては「キャンペーン開催期間中」こそ、お得なタイミングです。5G通信が可能なエリアはスポット的ですが、キャンペーン期間内に自分の行動範囲が5G対応エリアになる可能性は十分にあります。

また5G容量無制限プランは、5Gが始まって間もない今だけという可能性もあります。
4Gが出始めたころも容量無制限プランはありましたが、徐々に4Gユーザーが増えることで回線が混み、通信制限プランが生まれました。
過去の経緯を考えると、お得なキャンペーンが適応され、利用者も少ないうちに5Gスマートフォンに乗り換えたほうが得策と言えるかもしれません。

docomo

docomoは5Gに真っ先に乗り換えるのは、通信容量が多いヘビーユーザーだろうと予想しています。そのため、期間限定という条件付きでありながらも、通信容量無制限キャンペーンを実施。ネットワークの負荷を見ながら無制限プランを正式プランとするかを決めたい考えでしょう。

docomoの取り扱い5G端末は、どれもハイエンド級で高性能さが目立ちます。5Gの魅力である高速・大容量を感じられるスペックを取り揃えることで、ユーザー満足度をアップする狙いがあるのかもしれません。
2020年中には格安端末の販売も視野に入れているとのことなので、端末代が気になるという方に嬉しいポイントです。

ソフトバンク

ソフトバンクは月50GBの「メリハリプラン」が一番大きな容量プラン。メリハリプランではYouTubeやAmazonPrime、Instagramなどの16のSNS・動画サービスの通信容量はカウントしないため、スマ―トフォンで動画を見る頻度が高いユーザーには十分なプランでしょう。

端末面で見てみると、ソフトバンクは3月時点で、3大キャリアの中で最も安い8万円台の5G端末を提供しています。さらに今後はソフトバンクから「Gooogle Pixel 」シリーズの5G端末が発売予定。価格も6万円台と予想されていますので、端末代が気になるという方はソフトバンク機種を見てみて下さい。

KDDI

KDDIでは、docomoやソフトバンクと異なり、完全容量無制限プランを実施。プライベートで動画やゲームを楽しむにも、ビジネスでオンライン会議をするにも通信制限はかかりません。通信容量を気にする生活から解放されるストレスフリーなプランとなっています。

また、KDDIでは5G端末に乗り換えすると、端末代が5,500円値引きになる「5G夏トク機種変更キャンペーン」を2020年9月30日まで開催。3月にラインナップされた12万円越えの端末から、8月に発売の最新端末もキャンペーン対象機種です。

乗り換えでの値引きキャンペーンを実施されることは、なかなかありません。今の番号を引き継いで、お得に5G端末を手に入れたい方は、キャンペーン開催中の今がおすすめです。

ネット使い放題が今後の定番になるのか

充実した機能を備えたスマートフォンが登場していることで、ユーザーの通信容量が増大しているでしょう。そのため各キャリアも50GBや通信容量無制限プランを実施していますが、どれも高額といった印象を受けます。5Gが普及するまでは通信制限プランがメインとなる見込みですが、その後は大きなプラン見直しが行なわれる可能性があるでしょう。

5G通信が普及した世界では、あらゆるモノとヒトが繋がる時代がやってきます。VRのオンラインゲームを世界中の人々と楽しんだり、遠隔でロボットを動かしたりと、これまでよりも通信容量が増えることが予想できます。
今までの〇〇GB使ったからいくらになるという料金プランは見直され、通信容量無制限プランが定番になる未来がやってくるかもしれません。

まとめ

各キャリアが進める5Gスマートフォンの販売数は、5G基地局の増加と低価格端末の普及によってさらに伸びていくでしょう。
安定して5Gを提供できるようになった数年後には、料金プランが見直され、無制限プランが定番化するかもしれません。ヘビーユーザーの方は、キャンペーンが適応されている今こそ5G対応のスマ―トフォンに乗り換えるのがおすすめと言えるでしょう。

》5Gスマホへの買い替え時期をキャリア毎にご紹介!

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